つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

笠松町の有形文化財和田家見学

2021-11-22 | 岐阜県

 昨日は国指定有形文化財の笠松町にある和田家を友人たちと見学してきました。2018年に指定されて以来、前の道を通るたび気になっていたところ。家族の皆さんは滋賀県に移転されていて、普段は固く閉ざされていますが、昨日まで三日間特別に公開されていました。築90年の民家ですが、大工が京都から来て、3年の歳月がかかったようです。生糸で財をなされたようです。殆ど改築されていないので、90年前の建築様式がしのばれます。庭の巨大な灯篭二基と、礎石はあまり見たことにないもの。どこの寺よりもたらされたかは不明。二階和室の梁川星巌の屏風も素晴らしかったです。

 駐車場近くの笠松県庁跡は30年ぶり。廃藩置県の後、愛知との県境近くの要所として明治初期県庁が笠松に置かれました。すぐ司町の県庁は移転したのですが、その当時は笠松町は栄えていました。当時の漢詩人、伊藤冠峰の漢詩が石碑に彫られていいます。

 3時に和田邸の英語解説があるというので、先に瑞穂市のビオでランチを取りました。柿畑近くににあり、以前来たことがあるはずでしたが、ブログには書いていません。最下段の写真は、友人から頂いたモモスケカブで作ったサラダ。美味しい柚子味噌もいただきました。その後茶房に寄り、スマホの操作方法などを教わりました。でもまだまだ未熟です。和田邸の英語解説はどうやらこの日は中止で、聞くことは出来ませんでした。

 

 

羽島だより

 

洋間照明器具                 梁川星巌の屏風

マントルピース

庭の礎石

笠松県庁跡にある伊藤冠峰の漢詩の石碑

ビオでのランチ

デザート

 

モモスケカブのサラダ


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2 コメント

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Unknown (tona)
2021-11-22 09:05:42
90年前といいますと昭和6年頃、明治と思っていた以前から時が過ぎて100年前は大正の終わりなのですね。
大工さんの丁寧な仕事が見えるようです。
今の建売のなんともろいこと、住んでいる私は泣きたいくらいです。
和の中の洋がまた凄いですね。
伊藤冠峰を知りませんので調べましたらとても偉い人だったのですね。
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tonaさま (matsubara)
2021-11-23 10:07:57
生糸の工場を持たれていて、従業員も
多かったようです。そこの社長さんでした。

お金と時間をかけてあるのは、想像できます。
90年間雨漏りが一度もないそうですから
これからも安泰のようです。
当主は東大出で、この町には住んでおられないです。

伊藤冠峰の漢詩集を買いましたが難解です。
当時は有名だったと思います。
今、漢詩を作る人も減り、詩集をだしても
売れないでしょうね。
友人のお母上が漢詩集を自費出版され、
頂きましたが難解です。
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