つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

松竹大歌舞伎

2016-09-22 | 映画・TV・演劇

 今年も夫につきあい、松竹大歌舞伎の岐阜公演を見に行きました。プログラムは、當年祝春駒、口上と仮名手本忠臣蔵七段目一力茶屋の場。夫はこの出し物もこれまでに見ているのでいらないのですが、私ははじめてでイヤホンガイドを借りました。定番の内容だったのですが・・・まだまだ夫に追いつきません。

 今回のイヤホンガイドの豆知識は、舞台のたもとで拍子木を打つ人のこと。板は欅で、拍子木は樫。その日の湿度、温度で響き方が微妙に異なるそうです。勿論会場によっても違います。打つ人は、毎朝音の調子を調べてから、その日の打ち方を考えるとか・・・影で歌舞伎を支えておられます。

 口上は、芝雀改め中村雀右衛門の襲名披露。口火を切ったのは、松本幸四郎。この日も忠臣蔵の主役の大星。とても70代とは思えない若さ。「岐阜の皆さんようこそ。台風の影響で天候の悪い中を・・・」と、こちらに合わせた言葉です。雀右衛門も60歳とは思えないなまめかしさで遊女おかるを演じました。全国21ヵ所を巡回。西日本のコースは、四国、中国、関西と東海です。翌日は静岡で、次は終演の関東2ヵ所。スタートも関東でした。地方回りは大変らしく、九州はありません。3月の東京での演目を、8/31-9/25まで巡回公演されます。

 


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2 コメント

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Unknown (tona)
2016-09-22 21:04:59
この頃歌舞伎はテレビで観るだけです。
切符をとるのが大変なのです。友達任せですが。
イヤホンガイドの豆知識、初めて聞いたことですが、随分繊細なのですね。
もうたくさんの豆知識をご存知の事と思います。
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tonaさま (matsubara)
2016-09-23 09:52:21
私もそれほどの興味はないのですが
夫の強い希望なのです。
ストーリーは分かっているのにどうして
また行きたいのかしら。何度見ても振付とか
所作が違うのだそうです。
いえいえ毎回豆知識は忘れています。
ここに書いておきませんと・・・
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