湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

横須賀猿島の下見に行ってきました

2005-09-27 06:05:00 | 引きこもり
昨日は10/15に予定されている横須賀三笠公園と猿島行のための下見をしてきました。前に行ったのがもう5年前になりますが、比較すると、だいぶ様子が変わっていました。よく言えば安全対策が整ったこと。悪く言えば観光地化したことです。シオカラトンボが飛んでいました。まだ飛んでいるんですね。

船着場では海の家の拡張工事が進んでいました。売店・バーベキュー用品等レンタル店・ロッカー・新築トイレ。移動用トイレはレンタル店に化けていました。船着場の桟橋を背にして右手の浜のはずれは磯浜でした。そこは満潮になると腰のあたりまで海面があがります。岩海苔で滑るので、自閉症の子が遊ぶには危険な場所とチェックしたら、なんとコンクリートが流されて、そこから先には行けないようになっていました。遊歩道のトンネル周辺の竪穴も埋められ、切り通しに彫られた塹壕は閉じられ、板が厳重に打ち付けられていました。余計なところには行けなくなっていたのです。出発点の切符売り場横の水道はなくなり、夏場を除いて飲料水は事前に汲んで持ち込まなくてはなりません。

一方旧戦艦「三笠」はマストの梯子が危険。船底は2段構造になっていますが、下の方には行けなくなっていました。

ともかく横須賀は駐車場がない。この三笠公園周辺だけです。あとは上町の博物館周辺になってしまいます。バス駐車場も確認。病院は大滝町にあります。

こういう変化のチェックをしながら、今まで僕が引率してきた軽度発達障害の子たちとも、様子が違うことを考えていました。猿島の浜の眺望は引率してきた子の満足度を充足していくものでしたが、景観がさほど意味を持たないこと、島の歴史探索も重点にはならないことなど、ポイントをずらす必要がありました。潮溜まりを見せることができなくなっていたのは残念。貝殻や漂流物の採取も子どもによりけりということから、バーベキューとトンネルを見に行く、船に乗るということにスポットをあてるということでしょうか。

船も5分強ですぐに着いてしまいますから、乗り物酔いもまずは大丈夫でしょう。

三笠は「大砲ごっこ」ができること、船底や展望台を周回できること。男の遊び場だという批評もありました。そうですね。しかし甲板をうろつくという体験はそれなりに面白いと思うのですが。

今回は帰りに観音崎公園と、秋谷の大楠温泉の横を通り、場所を確認しました。三浦半島の企画を考えるときの選択肢になればと思います。夏場の葉山の渋滞はどこへやら、あっという間に鎌倉にもどっていました。

10/15は、そうじゃんのみなさんや、横浜の方にも参加を呼びかけます。いっしょに汀線アサリを食べましょう。

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