湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

SOFドロノワ倶楽部・子ども専科造形Pチラシ転載

2004-05-31 03:27:10 | 不登校
   ☆湘南オンラインフレネ子ども専科造形プロジェクト☆


 TOTO茅ヶ崎工場(茅ヶ崎市本村)の企業メセナ・陶芸のドロノワ倶楽部の空き時間枠を貸していただきました。湘南オンラインフレネ(『ちがさき選択登校を考える会』元会員主宰)は、小学生を中心に子どもの泥遊びを企画しました。平日の昼間ですが、ドロノワ倶楽部の工房で粘土遊びをやってみようと思います。関心のあるかたは下記にご連絡下さい。


 対 象:通学をしていない小中学生位のお子さん。
(高校生以上も歓迎。)


 場 所:TOTOドロノワ倶楽部
    (茅ヶ崎駅=辻堂駅・藤沢駅バス/松林中学校前下車)
     --- 国道1号線のラチエン通り交差点から
異人館踏切に向かう途中です。


 曜 日:6月より、
     毎月第二水曜日13時~15時
    --- 詳細はお問い合わせください。

 連絡先:Tel    0467(82)5048
           飛田(携帯電話に転送します。)
     Tel & Fax 0467(86)0113 伊坂
     e-mail    tobita@mbm.nifty.com
     adress 湘南オンラインフレネ 宛
     Home Page http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=tobipub2

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湘南オンラインフレネ「いえにいる君へ」転載

2004-05-31 03:07:21 | 不登校
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★★ メール 「いえにいる君へ」 ★★ 湘南オンラインフレネ
呼びかけ人:飛田 英昭
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~ 自己紹介 ~

 飛田といいます。塾屋です。何十年も補習塾とかフリースクールの教員や雑用係をやっています。数年前足を怪我して中断しましたが、ご近所の伊坂さんという、僕なんかよりずっと元気な年配の方と知りあい、活動を再開しています。

 今、伊坂さんは会の代表。僕は報道官ならぬCM屋兼作家兼講師兼雑用係です。爺ィの会ではないのですが、友好関係にあるジャパンフレネの木幡さんと白髪頭の3人並ぶと、どうも言い訳け出来ないような…。(^ ^;


~ 資料集めに参加しませんか ~

 いま僕が手がけているのは、ひとりからはじめるインターネット用の学びのデザインをすることです。はじめやすく、皆にも使いやすいリンク、カビのはえたリンクではなくて、常に君の現在を定位できる、緊張を失わない命あるポータルリンク作りです。(長い!)

 僕は「バーマン」というタヌキのような猫が好きです。そこで「バーマン」を例に調べます。「バーマン」の写真の載っている書籍やHPをリストアップしていきます。あとで使えるように「出典」をかならず残し、「ひとことメモ」と「調べた日付」そして「僕の名前」を書いて貯め込んで行きます。

 ブログ(blog)って知っていますか。画像付き日記帳のようですが、もっとリンクが発達していて、お互いが調べた資料や意見を利用し合えるようにできています。出来るだけこれを皆で作って、意見や資料を寄せ合います。

 飛田「バーマン」と、伊坂「バーマン」、ノバうさ「バーマン」のURL-LINKや生資料が登場したら、雑用係・飛田が「一覧リンクのDB」にまとめます。

 一応発表の責任をもつということで本名主義で行きますが、嫌なら飛田にメールして下さい。本名とハンドル名の対応簿を非公開保存し、ハンドル名OKとします。

 「バーマン」の自作エッセイとか、自作の「写真」「絵」「論文」「詩」などのURL情報や資料をSOF(Shonan online Freinet) の貯蔵庫に貯め込みましょう。



~ 貯めるだけではないよ ~

 この資料はまだ「バーマン」というキーワードでしか引いてこれませんね。そこで「野次馬批評会」が掲示板を使って、他にも使えそうなキーワードや、ポジティブな記名批評を書き添えます。こうしておけば、あとで利用する人が少しは使いやすくなります。(勿論、全文検索のDBシステムまで、プロジェクトが成長できたらそれに越した事はありませんが。)ただ最低限、誹謗中傷や嘘は紳士協定で「ご法度(やめようね)」。

 「『バーマン』を飼っているひとが知りあいにいる、みんなで見にいこう」ということになるならば、その手の提案は大歓迎。「オフラインの探究」をどんどん作りましょう。企画を公開提案し、実行に移しましょう。提案と調整、感想の分かち合いの場をSOFは提供します。(『バーマン』は例ですが、参加と学びの流れがわかりますか?)

 小学生も歓迎。難しかったら飛田や親、世話好きのひとの手をかりてもいいのです。でも原則は、自分なりの学びの相互尊重が基本。おとなより面白い見方をする子はたくさんいるのですから。

 そうそう飛田ら「世話人」の役割をもっと書いておきます。

 「バーマン」のホームページを開いているひとは、結構「バーマン」には詳しいはずですね。そのひとと君とバーマングループを仲介する働きをします。面倒だけど大事なのは「著作権」の保護。判断は素人ですが線審の役をします。著作権のことがあるから、法に明るいひとが手伝ってくれると助かるのですが。

 もうひとつは、情報の真偽判断。インターネットは本物もニセモノもごちゃまぜになっているからです。でもこれは、みんなで話したいな。
 
 愚かでもいいから、倒れるまで「バベルの塔」の「知のレンガ」をつんでみましょうよ。(別に倒れなくてもいいですが…(^ ^;  )だから何になるかは、作るひとのセンス次第。「今回のお題」という、世話人お勧めテーマも追っていきます。「このテーマ、付き合ってもいいな」と思ったら、調べに参加しましょう。よかったらグループを組みましょう。

 というわけで伊坂・飛田で切り盛り出来ることはすぐにパンクするでしょう。だから外野は、おっさんを笑ってみてないで「世話人会」を作って欲しいのです。主にオンラインサポート、できたら地域で時々集まって案を練りましょう。そして企画ができたら、積極的に集まり出かけましょう。僕らは実費だけで付き合います。SOFを「祖父」化しないように。これは蛇足。返事(レス)下さい。
 
>>> tobita@mbm.nifty.com 飛田まで
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湘南オンラインフレネの紹介リーフレット

2004-05-31 03:06:03 | 不登校
リーフレットの文章を転載します。長くて悪文、失礼!

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呼びかけ人:飛田 英昭

●不登校・引きこもりの子の支援運動は、数十年の歴史を持つようになりました。私はその初期からこの運動に参加しています。運動は、当人の居場所作りを重点においたフリースペース型の運動であったり、個々人に合わせた学習を求めるフリースクールであったりしていました。私が作ってきた塾も、補習塾にフリースクールを重ね合わせたような活動をしていました。この塾の活動には、学校教育そのものが子どもとかみ合わなくなって来ている時流から、学校外から新たな学びを生み出していきたいという私の願いが込められていました。

●「新たな学びなどというものは学校教員が授業改革ですればいいことで、むしろ地域の私教育の場では教科を『わかりやすく』、少人数で『きめ細かく』教えていけばいい、授業がわかるようになれば彼らは復学する」という、「学習のわからなさ原因論」とでもいうべき素朴な運動論が不登校の運動の当初から幅をきかせていました。しかし、よくわかり・面白い学校なら、不登校・いじめは解決するのだろうか。その発想への違和感は、私の脳裏にどんどん膨らむばかりでした。

●「読み・書き・計算」能力獲得を基礎にして、「将来のため」に教科に細分された知識を記憶し、それを効率よく吐き出していく能力を身につけていくこと、これを「学び」であるとする学習観が、現在に至るまで、大人のみならず当事者たちをも呪縛していたように思います。

●「今」を我慢して「勉強」を行なっていけば、大人社会に脱落することなく、将来の「安定した生活が得られる」というような生活観は子どもに説得力を失ってきているように思います。先行きの見えない細分化された学習を「将来のため」に我慢するという構造自身が実感とずれ始めています。変なものは、やはり変ということです。「将来のため」に自分は、いつまでも「宙吊り」でいなければならない。先送りの論法のおかしさが白々と浮き上がってきています。

●私の塾には、ある時期、白血病の子が通っていました。若い命が病魔に奪われるまで、クラスは、その子と友だちの明るい笑顔に包まれて活気付いた学びが育まれていました。親御さんの話では、その子は学校では決して笑わなかったそうです。葬儀のあと、その子を教室で撮った笑顔のスナップ写真を届けたとき、親御さんが号泣されました。ともに過ごした時間を、今も思い出すと胸が張り裂けそうになります。「将来のため」と言ってしまえば、その授業は意味を失ってしまいます。他にも例はあります。夜間中学や定時制高校では高齢者の方々が熱心に学んでいます。こういうことも従来の学習観からは、理解の範疇をはみ出してしまいます。

●不登校・引きこもりの人たちは、いじめや様々な理由を契機にして、「黙々と時をこなす人々と自分との距離」を感じ取っているように思います。ここに問われている「現在(今)」の価値を、僕ら大人は忌避してきたようです。しかし、「学び」は実はその「現在(今、ここ)の充足」の中に生命があるように思えるのです。

●子どもの教育を製品生産になぞらえる方もいます。学校という場に子どもを拘束して、知識を頭に流し込むというわけです。集団を効率よく加工する方法としての一斉授業、仕上がり具合を検査する試験。それを体現する「知識脳内蓄積モデル」が、「現在を充足させる」発想を封じ込めているように思います。「充足=浪費・享楽」というレッテルがそれです。消費文化の価値観から出ることができないのです。

●「知識脳内蓄積モデル」は、学校教育の批判者も深々とはまっている論理です。私は脳が記憶の座であるか否かという設問は、指導者自身の「神の座」のことを見逃しているように思います。外側から子どもを観察・操作する硬直した構造から抜け出ましょう。学びは同時代を生きる者の「響き合い」の中にあるのです。土俵の外側に身をおく大人も、倫理的にではなく本質的にその場の当事者なのです。

●私は若い頃、セレスタン・フレネというフランスの教育者を知りました。自主課題を自由作文にまとめ、ゼミナール形式の議論をふまえて印刷し、大人や子どもの間にそれを公表していくというような「自主探究の学び」を創った人でした。残念なことにフレネは1966年80才で生涯を閉じました。しかしここに現出した学びは、子どもの関心に沿い、学ぶものにとって常に生きた全体性を持ったものでした。取材し議論し成果を共有するという対話的な構造を持つ学習活動だったのです。

●このフレネ教育を塾の中に再現できないものかと、私は様々な試みを行ないました。しかし子どもが塾で出会う日々は、学校の授業時間数と比較するべくもなく短時間なものでしたし、その授業も学校の数カ月おきの学力試験に中断されてしまうのです。探究の授業は非常に時間がかかるのです。間をおくと再開がむずかしいのです。こうした事情から、塾は「補習塾」と「フリースペース」というふたつの方向へと流されていく困難な時期がありました。そこで問題になったのは、子どもが学校教育と塾の教育の二重の価値観の下で学ぶ、その困難さでした。このような経過を通して、私は矛盾の最前線である不登校を選択した子たちの学びに活動を絞るようになりました。

●こうしてまた十年が過ぎました。しかし不登校・引きこもりの人への支援運動は、特区の活用による第二の学校つくりに流れを変えたようです。学校教育現場も指導の選択メニューを増やしたり体験授業を導入したりという動きがあり、地域のフリースクールの教育活動との質的な差異が見えにくくなっているようにも見えます。勿論、しつけと愛国心によって、怠惰な子どもを管理統制しようという時代錯誤な流れも強まっています。しかし学校という場をつくることが子ども状況を改善していくことなのでしょうか。場があれば運動が安定することは勿論あるでしょう。しかし新たな学校で何をするのでしょう。その中身を論じる声がきこえません。内容が数十年前と変わらないのだとしたら…。

●私は子どもをモラトリアムの部屋から誘い出し、「子どもの現在が充足する学び」を生み出したいと思います。大人社会への子どもの参加学習を作りたい。大人社会が見える学びを作りたいのです。それはときに取材活動であったり、体験活動、表現活動であるでしょう。その運営を家庭とオンラインで取り結び相談し、関心を共にする者が必要に応じて集まり活動する学びのグループ活動を生み出したいのです。

●インターネット資源を活用し、社会に参加の場と講師を求めます。探究成果をフレネが学級文庫つくりをしたように、オンライン上に共有財産として蓄積していきます。時間と空間の制約、情報源の制約、ひとの出会いの制約をテレコムによって超えつつ、「活動としての学び(為すことによって学ぶ)」を組織していこうと思うのです。

●この運動を「湘南オンラインフレネ」と呼びます。気軽に集散できるようにするために「湘南」という地域を設けています。「世話人会」と、「学びのグループ(短期のイベント or 長期のプロジェクト)」、「支援者交流会」をおきますが、その大人の議論は基本的に子どもに対して公開性を取ります。掲示板などを活用し公開します。また運営費はカンパで行い、活動費は実費人数割り負担とします。

●賛同者は是非、ご連絡下さい。世話人会・支援者交流会を作りましょう。


>>>>>>>>>>> いろいろな企画 <>

●ドロノワ倶楽部・子ども専科造形プロジェクト(SOF)
  --- TOTOドロノワ倶楽部の協力で、粘土遊びをします。
    毎月第二水曜日・13:00~15:00 (小学生中心)
    場所:TOTO茅ヶ崎工場内ドロノワ倶楽部
    連絡先:e-mail: tobita@mbm.nifty.com

◎ドロノワ倶楽部・子どもサポートあねもね陶芸ワークショップ
  --- TOTOドロノワ倶楽部の協力で、陶芸を楽しみます。
    (あねもねの企画に合流します。)
    毎月第四水曜日・10:00~15:00 (支援者と混じります)
    場所:TOTO茅ヶ崎工場内ドロノワ倶楽部
    連絡先:TEL: 0467-51-2022 (FAX共通)中西さん
        e-mail: tobita@mbm.nifty.com 飛田まで

☆図書館で話をしよう!!(SOF)
  --- 毎月2回、飛田が図書館談話室でお茶を飲んでいます。
    話題は何でも。学習相談OK

    毎月第1・3週(日程はHPで確認して下さい。)
    藤沢大庭市民図書館   14時~17時 無料
    連絡先:e-mail: tobita@mbm.nifty.com
     湘南オンラインフレネ




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