日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

働き方改革

2018年03月21日 | 社会 政治

 通常国会の冒頭「今国会は働き方国会」と銘打った総理の発言。そのポイントは、長時間労働の改善、非正規と正規社員の格差是正、高齢者の就労支援などで、その結果生産性は向上し賃金を上げ消費を促し、景気を回復するなどという、夢を産む内容だった。改革にそぐわない問題の検討段階で、提出されたデータに大きな誤りあり審議は止まった。

 追っかけるように、森友学園への国有地売却決裁書が財務省で改ざんという報道がでた。報道先行でその内容が徐々に明かされていたが、国もやっと改ざん内容を明かした。明かされた内容をどう国民は受け取ったか、直後の報道各社の世論調査が如実に示した。改ざんではない書き換えと表現を続ける政府と一部報道機関の姿勢は世論と離れている。

 さらにこれを追っかけるように、年金データの不備が指摘され受給者へ大きな迷惑を及ぼした。年金取り扱い組織を変えても中身は変わっていかったことになる。高齢者にとって年金は生活の基盤をなすもので、データ間違いでしただけの問題ではない。この制度は信頼を失うと国の基盤が揺らぐし、後期高齢者数が高齢者数を逆転のなかでしっかり運営して欲しい。

 こうして考えると、働き方改革は働くもの自身、特に役所で公務に従事する官公吏の仕事への意識改革がなされ、正確で忖度のない情報を納税者に提供してこそ審議が実を結び生産性が向上する。改革法案はそれからでも遅くない。時に逸脱もあるが民間の多くは常に生産性向上を心掛けている。
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あの日のこと

2018年03月20日 | 回想

 23年前前の今日、東京地下鉄サリン事件が発生した。この日は、大きな借り入れをして建てた家の引っ越し2日目、開梱や片づけを予定していた。私は急用で出かけ所用を終え車に乗ったところでラジオから「地下鉄で爆発発事故?」という速報が流れた。通勤時間帯にと心配しながら帰宅した。

 引っ越し手伝いに帰省していた息子が心配そうに電話している。話の内容から東京の勤務先と話している。長い電話が終り同僚は無事だったことでほっとしていた。取引先との関係などから予定を切り上げて息子は東京に戻った。

 この同じ年の1月、阪神淡路大地震が発生していた。我が家も揺れを感じTVをすぐにつけた。心配になったのは、少し前に棟上げを終えたばかりの建築現場、未完成のまま倒れてはいないか、と薄明るくなって現場へ急いだ。心配は空心配でほっとした。

 サリン事件の報道を見ながら、地鎮祭のとき「これから先、大きな事故や災害に見舞われないように」と祭壇に向かったことを思い出しながら、これで終わってくれと願った。近隣での火事は複数回あったが被害までには至らなかった。毎年、今日の日は災害の起きないことを念じる日にしている。
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回忌

2018年03月19日 | 生活・ニュース

 30数年近くも前になる現役のころの話し。定年間近の同僚が「どうしたもんかのう」と話し始めたのは年回忌の話し。寺から先祖の300回忌の知らせが届いた。過去帳を開くと確かにその名前が記されている。記されているので無縁な人ではないのだろうが、今の自分からすれば無縁な姿でしかない。そういいながら、後日、あげ法事で済ませたが「気が休まった」と打ち明けた。やがて営むこととなる早世した父や祖父母の回忌が頭をかすめ聞き置いた。

 数年前、葬儀について報恩講の法座で聞いたメモを残している。一つは、大切な命の終焉という事実に対して神や仏の前で命の行方に厳粛に対処することで、イベントではない。二つ目は、人は一人では生きてはいけない。家族・親族・地域の人・友人・知人との関係で暮らしてきた。人の死に当たって参加する者は亡き人に思いをいたし、暮しの中での人との関係の温もりを感じなければいけない。

 三つ目、昔は隣近所が総出で手伝い遺族が弔いに専念できるようにとの配慮から始まった。また、遺族の悲しみを共感する。これは遺族への悲しみへの配慮でもあった。メモには聞き違い取り違えの個所があるかもしれないが納得できた内容だった。色々な葬儀形態が現れ、中には今述べた3つの要素など感じないものもある。これは営む人の思いで傍から口を挟むことではない。

 今日は母の33回忌の日、姉妹が仏前で手を合わせに来た。これまで父と祖父母の50回忌を営んだ。母の33回忌は営めるがその次のことは分からない。後をつい継いでもらうこともあり、息子一家が、帰省できる日に営みをと連絡してきたので先へ伸ばした。久しぶり孫の顔が見れると楽しみにしている。
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もうすぐ開幕

2018年03月18日 | 地域

 広島カープを応援する地元紙の運動部デスクが書いている。「プロ野球開幕まで2週間。『カープは大丈夫なんか』『大丈夫じゃないやろ。昨年はあんなに打てんことなかったよ』『薮田も四球でめろめろだったなあ。不安ばっかりだわ』などと『コイ党』たちがざわざわしている」とオープン戦の不振を心配する不安の声。デスクは続けて「結果は勿論、内容もいいとは言えない」とびしっと評している。

 ちなみに、連覇した昨年のオープン戦は4勝11敗2分けで12チーム中11位だった。落合博満氏は「オープン戦は勝った負けたは関係ない。シーズンヘの練習台なのだから」と話していたという。上手く調整し本調子で開幕をむかえて欲しい。

 「タナ・キク・マル」が今一つ波に乗っていないのが気になるが、残り2週間に期待する。一方、41歳の新井が開幕に向けて全力疾走、打撃や守備でも健在ぶりを発揮、その姿勢がチームを引き締める、と記者は綴る。一方、2軍のウエスタンリーグ開幕戦で広島は4対3で中日を制し好発進、130試合のスタートを飾った。ルーキー中村が俊足を生かして内安打ながら公式戦初安打を放つ、これをきっかけに頑張れ。

 「今年もやりますカープファン応援 パブリックビューイング」の案内、すでに8月までの予定が組まれている。150㌅の大画面を見ながら応援グッズを思いのままに使って迫力満点の応援をする。ただし風船だけはお断りという。この観戦風景を何度か動画で見たが、球場と一体になっている。今年はどんなドラマが見られるだろう、その開幕は来る30日。
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もうすぐ開花

2018年03月17日 | 自然 季節

 朝夕の温度差が大きいと体調を崩す、疲れが抜けない、かた凝り、肌荒れなど身体に異常が起きる。これらを「寒暖差症候群」というそうだが、初めて耳にした。予報を見ていると、その日の最低と最高の差、前日と今日の差など確かに大きな温度差の様子がある。予報士は注意を促している。年と行先を考えそんな日は気を配るがからか症候群いう未経験だ。

 そんな寒暖差が大きいほど染井吉野の開花には好条件という。この冬は各地記録に残る厳寒だったため、桜はぐっすりと眠り開花にいい条件を備えたという。四国や九州を中心に開花宣言が出始めて。開花宣言は5輪から6輪咲くと出される。その時期は2月以降の気温を加算したものが400度くらいという。これなら素人でも開花予測できるかもしれない。

 国の名勝・錦帯橋畔には3千本の染井吉野があり、桜の時期は1年で一番華やかで花見客でにぎわう。各地、例年より早めに開花している様だが、蕾がピンクの木もありもう少しで開花するだろう。錦川沿いより吉香公園が少し開花が早いような気がする。花見の準備は進みつつあり、錦帯橋上流には何軒かの茶店が完成、いつでも開店できそうにみえる。

 桜と言えば、野生種として国内で100年ぶりに自生の新種が和歌山、奈良、三重3県の紀伊半島南部で早咲きの桜が発見され「クマノザクラ」と名付けられた。「どうも違う」という違和感を調査員が抱いたことが始りという。新種ではないが、吉香公園には日本で2番目に長寿の桜が複数本ある。今年はどんな花を見せるだろう。
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一万分の一の味

2018年03月16日 | 生活・ニュース

 年賀はがきの当選はず~と郵便切手、少ない年は1組、多いときは10数組も飛びこんできた。ただ、メールの使用で切手を貼って出す郵便物は我が家でも激減、たまに不足金額の切手を購入し追加している。当たらないよりはいいが、切手より普通はがきの方が嬉しいのは身勝手だろうか。

 今年初めそんな我が家に初めてのことが起きた。それは年賀はがきの抽せんで2等があった。届いた160枚の年賀状で切手シート1組当選にがっかりしながら、ダメもとで2等の当選番号を確認、しばらくして下4桁の当たり番号があった。期待を込めて続けたがそれですべてが終わりだった。2等の賞品をもらうにはふるさとの品から選んで最寄りの郵便局で手続きが必要だった。

 「4週間ほどで届きます」という窓口での説明に待てども待てども届かない。手違いはないと思いながら、希望した賞品が「特別栽培米 新潟産こしひかり」なので、この冬の豪雪で運送が上手くいかない、そう解釈しておとなしく待った。2週間余り遅れて届いた2.5㌔入りの袋、それは長い旅の疲れをいやすように配達局員に抱えられていた。

 2等の当選確率は一万分の一というから、年賀状をくれた千葉県在住のかっての同僚に改めて礼を言う。「こしひかり」は1944(昭和19)に新潟県で人口交配され、1956(昭和31)年に命名された高品質な米という。毎日食する米はずっと地元産米ばかり、高品質といわれる味は地元産とどう違うのだろう。味比べを楽しみにしている。
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合格発表の日

2018年03月15日 | 生活・ニュース

、黒の学生服姿の数人連れが楽しそうに話しながら通り過ぎる。そんな何組かを見て「今日は高校の合格発表日だ」と思い出した。わが家もだが親戚を含めてひとりもこの日を待つ者がいないこともありすっかり忘れていた。というより、加齢現象かもしれないと苦笑い。孫の中学卒業の喜びを綴っていた知人も「よう頑張った」と喜んでいることだろうと思う。
 
 入学試験から1週間、この間の緊張は親子ともども多彩な思いだっただろう。60数年前経験した合格発表の日、私は発表を見に行っていない。それは、自信があったわけではない。父が職場を抜け出しいち早く見に行き合格したことを知らせてくれたから。もし落ちたときはどうしようかとくらいは、いくらなんでも思ったか気にしただろうと思う。

 昨日も今日も多用で車であちこちと動き回った。気付いたのは自動車学校の教習車がやたらと多い。これは春の光景。検定車とも何台かすれ違う。今朝も、同じ進行方向に教習車が2台走っている。渋滞から発進する慎重さに、いつまでもその心づもりを忘れるなと応援しながら、路上教習制度のない半世紀も前の試験、一発合格で免許取得出来たときはやはりうれしかった。

 昨年の春には孫の合格発表の日を待ち、その日は朝から結果の電話を落着かずに待った。あっという間の1年が過ぎ、留年しなくて済むようなので何よりと安堵している。高校でも大学でも合格は努力した結果ではあるがこれから先の入り口、出口に向かって能力や性質などを養い育てるとこ。今日の喜びを忘れず努力して欲しい。
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ホワイトデー

2018年03月14日 | 生活・ニュース

 今日は日本独自の風習「ホワイトデー」、バレンタインデーに女性からチョコレートをもらった男性が、お返しに菓子などを贈る日。和製英語で「WHITE + DAY」、どこの業界が思いついたのだろう。バレンタインデーのチョコ売り上げは年間売り上げの半分近くともいうから、どちらもハッピーな商機になっている。

 現役のころのホワイトデーのお返し、わが家は妻が楽しみながら選んでいた。そんな貰ったり贈ったりの風習からから遠ざかってひと昔以上になる。スーパーの特設売り場やラッピングなどのコーナーに並ぶ華やかさに穏やかな世情を感じながら眺める。

 まもなく母の33回忌になる。ホワイトデーに掛けて墓掃除に行く。澄み渡る真っ青な空からの陽ざしはすっかり春に変わっている。あれこれ掃除するうち額にはうっすらと汗を感じ、仕事着を枚脱ぐほどの暖かさ。道路下の白梅が真っ白に輝き、まさに自然界からのホワイトデーの贈り物、花好きだった母は喜んでいるだろう。


 板チョコを何枚も買う小さな女の子を不思議に思い見ていると、母親が「それじゃあ足りないよ」とさらに買い添えた。それは「バレンタインに贈るチョコ作り」のためと知った。あんな小さな子供までがと思いながら特売コーナーを眺めたのは寒の最中だった。月日の過ぎるのが早い、そんなこと感じた忙しい一日だった。
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一般利用出来ない駅

2018年03月13日 | 地域

 実家へ向けて移動中の知人からスマホで撮った写真が送られてきた。工事現場のようだが見慣れない風景が写っている。説明を聞いて写真の現場は、錦川清流線で建設工事が進んでいる「清流みはらし駅」とわかった。昨年11月に見たときとはその様子は大きく変わっている。

 先日、県議会を傍聴した時にこの駅について県の説明があった。錦川清流鉄道が土日と祭日にイベント列車を走らせる時に停車する駅で、定時運航される車両は停まらない。一帯は清流で夏にはホタルがみられ、山側には滝があり風光明媚な錦川をPRできる。1回20人ほどの利用を見込み、年120回余り運航する。駅は屋根付きのホームで弁当など販売する。建設費は艦載機移駐に伴う交付金から1億円余を充てる。おおよそこんな内容。

 県担当者は現地を見ていない。滝は年間3分の2は水は流れていないという指摘に返事は無かった。その駅に通じる道はなく、民家もなく、弁当販売など苦労はどの程度発生するのだろう。使用開始すれば発生する維持費見込みとその負担先も説明は無く、近くの住民の必要性ないという声などは届いていないようだ。また、この位置に武骨な構築物は不似合いで景観を損なう。

 道も民家もなく、ただ周囲の山々と清流がとけあう美しい自然の中に、一般利用できないごくごく限られた用途しかないホームが、艦載機移駐容認交付金の使途として果たして適切なのだろうかと思う。清流線へ使用するなら、高齢者利用促進折のため、高架駅の昇降手段改善の方が民意にそうのではなかろうか。
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今年も有り難う

2018年03月12日 | 生活・ニュース

 いつ頃からか、ミカンが美味しくなるとメジロを庭に呼び寄せるため小枝にミカンを挿し始めた。どこかで待っていたかのように、いや監視していたかのように準備が終わるとほどなくやってきてついばみ始める。打てば響くということわざ通りの素早い反応をガラス戸超しに眺めて喜ぶ。

 そうして二カ月目に入り、ミカン箱の底が見え始め春先の楽しみが終わった。彼らも楽しみにしていたのか、ミカンが見えなくなっても2日ほどは様子伺いなのかちらっと姿を見せたが、それからは姿を見せない。ミカン箱が空になった、と伝える術のないことがはがゆい。

 今年もいろいろな仕草を楽しませてくれた。ミカンを挿し始めて何年かになるが初めて見たシーンに年甲斐もなく喜んだ。写真は撮れなかったがそれはメジロ同士の空中戦。2羽がつむいでいるとこへ別の2羽が近づいてきた。と、つむいでいた2羽が迎え撃つように飛び立ちあっという間に追い払った。そこには目白押しという語源のような仲の良さは伺えなかった。

 毎日眺めると情が移るといえば過言だが、かわいい孫の遊ぶ姿を見ているようで、大方が寒い朝だったが、いそいそという動作でミカン準備をした。メジロは花の蜜が好物という、梅に続いたまもなく桜が咲く。繁殖期に向かって成長してくれ。今年も年より夫婦を楽しませてくれてありがとう。 
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