日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

さえずり

2009年02月18日 | 生活・ニュース
               

三寒四温の繰り返す日和が続く。春へ1歩1歩移っている。今日は二十四節季のひとつ雨水。雪が雨に変わり、氷が融けて水になるという。水も日々温むことになる。

枯れたススキや葦の原で小鳥の鳴き声が絶えない。声の意味が分かればなどとバカな事を思いながらそっと枯れた茂みに足を入れる。申し合わせたように手前の泣き声が止む。気のせいか他の泣き声が忙しげになった。

いく羽かの小鳥が飛び立ちそして去っていった。枯れた茂みから離れた。しばらくするとまた泣き声は前と同じに聞こえ始める。小鳥たちの警戒心を解くため茂みを離れた。

どれだけの小鳥たちがこの茂みに巣を作っているのだろう。天敵の大型の鳥からは見えにくいだろう。しかし、川が増水したらこの茂みは浸かってしまう。その時はどんなに身を処すのだろうなど思ったが、小鳥には通じない。

春を告げる菜の花が茂みの側に何故かぽつんと咲いている。枯れた茂みもまもなく春の色に変わるだろう。

(写真:小鳥のさえずりが絶えない枯れた茂み)
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川柳が面白いわけ

2009年02月17日 | 生活・ニュース
                             

第22回目になったサラリーマン川柳が公開された。今回は2万1455句の応募がありそのうちの優秀な100句が公開された。

川柳は江戸時中期に柄井(からい)川柳という選句の能力にすぐ入れた選者がおられ、その人の号である川柳が文芸名となった、という。川柳は文芸のひとつということになる。

川柳は五・七・五の17字句で1句の態をなす。同じ字句数でも俳句には季語を入れる約束がある。川柳にはそうした約束事はないが、ものの真髄を突くという作法があるように思う。

「知的な当意即妙さのなかに人の息遣いが伝わる、そしてそれが社会や人の生き様への警句にもなっている」から川柳は面白いと思う。そこには、作者の核心を掴む鋭い観察眼、ときには裏に潜む本質まで射通しているのではないかと思わせながらも、可笑しさや涙をにじませるなどの素晴らしさがあるからだろう。やはり文芸の一翼だ。

世界経済の不況のなかで公開された「サラセン」、公開のNo1は「コスト下げ やる気も一緒に 下げられる」、No100は「チェンジしろ! 怒鳴った部長が チェンジした」。この間に政治経済から家庭友人まであらゆるジャンルから読まれている。

「作ってみませんか」と題して毎月川柳を募集されているブログがある。季節に見合った課題月もあるが今月は無題、無題は無題でまた難問。当意即妙の言葉を捜しながら締切まで指を折って楽しんでいる。

(写真:投句した川柳の控え)
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弥陀の橋は

2009年02月16日 | 生活・ニュース
               

新聞を読む習慣は小学校3年のときに始まった。新聞を読んで、当時は見て、かもしれないが、印象に残ったことを発表する時間があった。その準備として読み始めたことを何故か記憶している。60年近くも前になる。

このごろは、新聞を読む時間は1時間半くらいだろうか。日によってはそれよりも多い日もある。スポーツ面は以外は丁寧に読んでいると自分では思っていが、何故かスポーツ面は大見出しだけでサット読み過ごしている。

昨年の9月から五木寛之作の小説「親鸞」が始まった。今は後の親鸞、日野忠範が範宴と名乗り青年青春時代が描かれ、修行の悩み、そんな中での底辺の民との係わりが繰り広げられている。

数年前に親鸞聖人伝「弥陀の橋は」(著者:津本 陽)上下巻を読んだ。書き出しは29歳の堂僧・範宴が法然房源空を訪ねるところから始まる。五木の親鸞は幼い兄弟と伯父の家に猶氏として引き取られ、そこからの成長が展開されている。

これまで描いていた親鸞聖人「お聖人さま」いうイメージとは違い、身近に実在を感じさせるような物語の展開、久しぶりに開いて見た「弥陀の橋は」との違いを感じながら、明日の紙面を待っている。

(写真:弥陀の橋は<上>の表紙)
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値が付いた

2009年02月15日 | 陶芸
               

TV番組の「お宝鑑定」は人気話題共に高いという。数年前、隣の市での公開録画に応募した知人は、採用になるには「話題性も重要な要素のひとつ」と話していた。放送を見てどのお宝にも何がしかのドラマが織り込まれていて納得する。

漫画家:杉浦 茂の作品20編にオープンザプライスの声にのり「570万円の評価」が表示された。依頼人とその家族、司会者も含む会場全体から驚きの声が流れた。いや羨望のようにも聞こえた。たかが漫画、されど漫画のシーン。

最高値は少年児雷也(と思う)の1冊50万円。杉浦の作風は「奇妙奇天烈で奇々怪々」という。昭和7年に「のらくろ」の作者、田河水泡に入門し指導を受ける。他の作家に対して対抗心を見せることの多かった手塚治虫も杉浦茂に対しては「先生」と呼び「真似できない作風」と評した、という。

お宝鑑定の評価は、歴史的価値や実際の値打ちとは異なり「今、取引すれば」という評価となっていることを、鑑定士の説明から感じている。杉浦の漫画は市場に少なく外国人もほしがる人が多いそうだ。

先日開いた陶芸同好会の作品展で値が付いた。熱心に見られていたご婦人が「この雛人形はいくらですか」と問われた。ある会員が即売はしていない旨伝えながら「いくらならお求めになりますか」と問うた。

素人でも聞き知っている名前の窯で以前求めた時の値段から「3千円ならいただきます」と答えが返った。これが価格というものだろうか。そのご婦人と会員の会話はしばらく続いた。

550人の方に見て頂いた展示会終了近くのお話でした。将来「お宝鑑定」に登場する作品が生まれるかも、そんな他愛無い話をしながら楽しく片付けをはじめた。

(写真:思わぬ価格も付いた展示会)
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河 霧

2009年02月14日 | 自然 季節
               

今日はN町でのパソコン個人指導。

昨夜の雨と今朝の気温の高さなどから川沿いの国道は霧が濃いだろうと思い、少し早めに家をでる。10㌔も上流へ進むとスピードを落とすほど濃い霧に出会い始めた。

下ってくる対向車の多くがライトを点灯している。カーブの多い国道、急なカーブが何箇所もある。嫌でも慎重な運転になる。10日あまり前の指導日はフロントの曇りに悩んだことを思い出す。今朝の気温はその日より14度も高い。

運転しながらゆっくりと眺めるわけにはいかないが、カーブのたびに視界の河霧はその濃淡も高低もかわる。少し広い場所で停車し1枚だけカメラへ。撮りながら雪でなくて良かった、と安心する。

温暖化でしょうかと付け加えながら、N町も例年になく雪が少ないと話される。ニュースでは5月下旬の気温を記録したところもある。日本の四季は薄らぎつつあるようでならない。

(写真:立ち込める濃い河霧)
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招かざる客

2009年02月13日 | 生活・ニュース
               

ブログもメール開くことなく数日がすぎた。

毎日訪問するブログ、これだけ溜めて読むと、時代に取り残されたかのような錯覚を感じる。短いコントを何篇も一気読みしたようで「読んだ」という気になる。毎日訪問すれば感じない書く人の「動」をが伝わる。

返事待ちのメールも幾通か、侘びを入れて返事を書き込む。

自ら招いたり呼び込んだ記憶は無いが風邪をもらった。インフルエンザーを疑ったが、検査の結果はマイナス。インフルエンザーの検査がこんなに簡単に出来ることを初めて知った。

今日は「春一番」が訪れた、というより荒れたようだ。黄砂がどんよりと圧し掛かったようでなんとなく暗い。まだ、全快ではないが、おおかた平常に戻れそうだ。暖かくして早く寝ることにしよう。

(写真:黄砂にかすむ向こうの山)
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変換キーの悪戯

2009年02月08日 | 生活・ニュース
               

ブログにコメントをいただく「まなははさん」を変換したら「真奈は破産」と変わった。意の通りに変換されていれば「まな母さん」となる。「まな母さん」「真奈さん」には申し訳ない。

「うまくいかないがぞうさいずになった」と入力し変換したら「馬食い家内が像サイズになった」と表示された。「うまくいかない画像サイズになった」と変換したかったという(日本漢字能力検定協会が募った漢字変換ミスの年間賞)。試してみたがマイパソコンではならなかった。

「じどうはんばいき」と入力したら「児童販売機」と変わった。これは「自動販売機」が正解。しらぬまに犯罪に加担する言葉に代わる。気づいたから良かったがそのままアップしたら問題だった。

国権の最高責任者が読み間違え連発、国際会議でもあったという。大臣で「歳入」と「歳出」を違えて読んだという。入りと出を違えると赤字が黒字に変わることもある。今の日本経済は何を読み違えてこうなったのか、じっくりと読み直してほしい。

電子辞書を片手に、キーボードの変換キーを頼りに入力する。加齢やボケ防止などと言い訳しながら駄文を書くが、キー頼りのその方法で狙った効果が期待できるかそのキーワードは見つかっていない。

(写真:頼りにしている変換キー)
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投 稿

2009年02月07日 | 生活・ニュース
               

先日M紙に掲載された投稿について、ブログのコメントやメールなどを通じていくつもの感想をいただいた。手紙やハガキでも届いた。嬉しいことに違いはないと思いながらも、内容によっては人を傷つけることがあるやもしれない、と自分に言い聞かせる。

こちらの投稿は心配ない、と思う。中国新聞「ふれあい」ブログの中にある「花咲かブログ」。「『花咲かブログ』であなたが撮った花の写真を紹介しませんか。自宅の庭や近所で咲いた花、旅先で見かけた花など、旬の花であれば何でもかまいません」と呼びかけている。

タイトルの通り折々の花にまつわる諸々を写真と一緒に送信する。するとコメント付きで掲載される。花大好きさんの多いこと。

気安く投稿できる。花の名前が分かりません、といえばその名前と専門家の解説が付いているときもある。花にまつわる催しなどの情報も載る。ときにはなんと、と目を見張るいい写真にもお目にかかれる。

花には全くの素人だが送ってみようという写真が撮れたときに送り始めて数回になる。最新は「ツワブキ」の花が終わった後に咲いた?、タンポポのような花を送ったらツワブキの解説付きで載った。

(写真:花咲かブログ掲載の様子)
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杉鉄砲

2009年02月06日 | 生活・ニュース
               

直径数ミリほどの細い竹が銃身。銃身より少し短めに加工した自転車のリームで銃身に詰めた弾を突き出す。弾は金色の杉の木の実。子どものころには杉鉄砲と呼び、弾の飛距離を競ったり戦争ごっこをした。

弾は口に含みすべりを良くする。噛み潰したときその渋さと生臭さに顔をしかめながらも日の暮れるまで遊んだ。

国産樹木の中で寿命・高さとも優れており、何よりも1直線に伸びる姿は気高く生命力の強さのようなものを感じる。神木のように神社周辺には多く見かけるのは不思議ではない。

報道によると今年もスギ花粉の飛散が始まった。雄花の散らす花粉は春の案内役のひとつだが、最近は嫌われる。昨年の夏場の高温の影響で飛散量は多いという。対策グッズや予防方法など見たり聞いたりしない日はない。

杉鉄砲で遊ぶころは終戦直後。山は裸、飛散する花粉量が少なく症状が出なかったのか、花粉症で遊びをやめた仲間がいたのかは思い出せない。いや、花粉症という言葉もなかっただけに、症状に悩む人に出会うと気の毒に思う。

スギ花粉がひと塊となって風に流される下で杉鉄砲を持って遊んだ、今ころの子どもたちにも味あわせてあげたい、そんな郷愁を感じる。

(写真:この杉も周りに習ってまもなく花粉の飛散を始めるか)
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傾ける 2

2009年02月05日 | パソコン講座
               

知らない人から電話。
パソコンの会の講座を受けた知人の丸さんに「PCで写真を斜めにする方法」を聞きにいったら、分からないので講師の人に聞いてみたらと番号を教えられたので電話したいう。なぜ私なのか尋ねたら、新聞に傾けるという文章が載っていたので聞いてみたらと教えてくれたという。

多勢の受講者に接しており丸さんといわれても思い出せない。が、講座のあと「復習で困ったら電話を」と番号を教える。丸さんは私の受講者の1人で傾けるを読んでおられ番号を教えたのだろう。

電話相談を始めてすぐに、1対1で直接教えないと写真の加工は無理と分かった。ゲームをされている程度で初歩の操作もままならない。半日 掛かっても進みそうにない。電話料が無駄になるし私も付き合えない。家族でPCの出来る人を尋ねたら「娘だがいま不在」とのこと。後で電話を掛けるよう伝え指導終了。数日になるが電話は掛からない。

丸さんの知人は会の受講経験はない。親切で私の電話番号を教えたのだろうが、目的外に使用されたことになる。質問に限ってということをもう1度頭に残して番号を教えよう。

それにしてもあのスキルで、電話する緊急性があったとしたらそれはどんなことだろう、思い付かずスッキとしない。

(写真:電話で話しながら傾けた写真)
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