日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

遊んで食べよう

2013年10月26日 | 陶芸


 「竹を使って作って遊んで食べよう」という行事にお手伝いのボランティアとして7人の仲間と参加した。場所は山口県由宇青少年自然の家(ふれあいパーク)、市内由宇町の標高540メートルの銭壺山頂上付近にある、家族のふれあいを目指して作られた施設。そこは四季の瀬戸内海を眼下に見下ろせる位置にある。

 参加者は親子連れでおおよそ70人。抱っこされた子どもから小学校高学年生くらいまで。呼びかけでは「竹を使って炊きこみご飯やバームクーヘンを作るよ、その他にも豚汁に銭壺焼きもあるよ、食べた後は竹細工で遊ぼう」。心配した台風27号はコースを変更してくれ、紅葉をの始まった周囲の山もほっとしたようで子どもたちを見守る。

 こうした手伝いは初めて。とっかかるまでは多少の心配をしたものの、始まれば重ねた年齢で何とかなった。親子の共同作業には手も口も手も出さないで眺めていた。スタッフの綿密周到な準備は子どもらを満足させた。特に竹を使ったバームクーヘン作りやソーメン流しでは子どもの歓声が途切れなく続いた。

 満腹の後は竹細工、親子ともに関心が高く時間延長になった。初めてのノコ使いで、竹を切り離した時の子どものうれしそうな顔からは満足感と達成感の二つを得たように見えた。竹トンボが会場を飛び交い、竹笛は鳴るなどにぎやかな会場からは、疲れを知らぬ子どもらの元気をお裾分けしてもらった。竹細工で子どもらが小さくても何か夢を持ってくれたら、そう願いながら帰路のハンドルを握る。
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