隣で進んでいる新築工事、住宅メーカーから3度目の挨拶状が届いた。今回は「建て方終了」、続いて完成までの工事スッテプも記されている。棟上げが終わり現場を囲むネットが張られ、工事の様子は見られなくなった。それでも、仕事をされているのは音で知ることができる。
どこの新築現場も棟上げが終わると工事現場がネットで囲み込まれる。周囲への物の飛散防止などには有効な対策で、直下を通る人も安心だ。ネットは「完成をお待ちください」と言っているようで期待を持たせる。これからは電動工具の音や打ったり叩いたりする音が聞こえるだけで仕事姿は見えない。
子どものころの新築ではこうした囲みは記憶にない。学校帰りに鉋で削られしゅるると舞いながら出てくる鉋屑を面白いと思った。軽快なリズム音をたてて板や柱が切り落とされる鋸の動き、鑿(のみ)が硬い柱に穴をあける仕事など、身を乗り出して見ていた。
次の工程は大工仕事とある。棟上げまではよく見せてもらったし、仕事をする人も良く話し、「そうですか」「なるほど」ということを幾つも添わった。どの仕事をする人も時節柄から「空調服@」を着用、その感想は概ね良し、暑い時には欠かせないそうだ。
(今日の575) 秋までは工事の記録お休みだ