定年退職後は、年の瀬までは2カ月ある今の時期にひとつの年の区切りにしている。いきさつは単純なこと。誕生は10月の下旬、その前日が定年退職日で辞令を受ける。退職までは便利さもあり当然のように会社手帳使った。ある考えから退職後は別スタイルの手帳を使いたいと思っていた。
退職後に手帳など必要ないかと思いながらも、13年前の退職前に、新手帳を探した。何種類かの気に入りから選んだのが、偶然だが手帳メーカーとしては名のある会社の商品だった。以後、そのシリーズを使い続けている。不要と思った手帳、時には記入忘れも発生しているが、忘備録としても役立っている。
気に入りの手帳は11月から翌年の3月末までの予定記入が可能で、今から準備しておけば年をまたがる誘いも、ダブらずに受けられる。それほどはないだろうという声も聞こえるが、とにかく便利に使っている。2014年の文字を小さく刻んだ手帳を今朝から使い始めた。13年版は昨年10月28日から、12年版、例年道通りなら11年10月30日のはずだが、11年10月21日に手術入院したため、退院した11月6日「退院」と大きく書いて使い始めている。
毎日の歩数計の値、晩酌など飲酒した日、起床と就寝時間、起床時室内の温度と湿度など、大して役立つとは思っていないが、長い習慣となっている。当然ながら予定も書き込んである。そしてどこへ行くにも同道する手帳、最後の日の頁に「今年1年ありがとう」と書き残している。本箱の片隅にいつまで積み置かれるかわからぬまま、13年版の手帳に長い休暇を与える。ありがとう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます