日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

秋深まれ

2019年10月16日 | 陶芸

 今朝は冷えこんで市内のアメダス測定の最低気温は9度ほど、風もあり秋の深まることを感じる。そんななか、高く澄んだ秋空へ向かうように海抜500㍍にある施設に向かってバスは6㌔ほどの坂道を登る。施設と市街地との気温差は約3度低い。空気は気持ちだけひんやり。

 10月2回目の陶芸教室。指導員は陶芸メンバーの孫くらいの若い人。施設利用者は子どもから高齢者まで幅広いこともあり、指導や応接は真摯で、メンバーは気楽に話しかけるし困ったところは遠慮なしに問う。ただ、粘土を捏ねるだけでなく共通の趣味の話も盛り上がる。今日は海釣りが話題になっていた。実に和やかだ。

 施設周囲の紅葉を期待してバスを降りたが、全般的には高い気温のためか思っていたほど紅葉は見れなかった。ただ、桜の木の落葉は進んでいた。道中にあるちょっと知られたコスモス畑はその務めを終えかけていた。一時期に比べるとコスモスのブログやフェイスブックでの紹介も少なくなった。

 粘土と格闘し苦戦する時間は正味3時間あまり、その間は大方が立ち詰め、終わりころには少々堪え気味になる。それでも作品が完成すると背筋を伸ばし点検する。今日のテーマはどんぶり、完成品は全部違って全部良い、出席者分ほどのどんぶりが並ぶ。そんな高齢メンバーを復路のバス出発時、横断幕で見送ってくれる指導員に車中から手を振り返す。次回は紅葉が進んでいるだろうか。
コメント
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