日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

ハザードマップ

2019年10月27日 | 地域

 温暖化が最大の原因と言われる海面の水位上昇など太平洋の島国では島全体のかさ上げ計画もある。一方、日本でも、台風を始め豪雨による大水害が広域で頻発している。ここ数年の状況を思うと頻発というよりこれが恒常化している。今年になっても台風15号、19号、それに続く東日本の降雨状況など、古老も経験していない災害が発生している。

 そうした時、災害の状況を予測した「ハザードマップ」を参考にして災害防止を呼び掛けられている。しかし、災害発生時に開いて見る余裕はおそらくないだろう。そう思い市から配布のそれを開いて見た。地震の震度予測、地震による津波、錦川(2級河川)洪水避難地図(洪水ハザードマップ)の3種類を保存している。地震関係は平成17年、洪水は平成14年でなんと15年昔の資料になる。
 
 その洪水マップは「もし錦川が氾濫したら、あなたはどうしますか?」という呼びかけで作られている。錦川が大雨によって増水し、堤防が最も被害の大きい個所で壊れた想定。大雨の規模は、錦川流域全体で2日間の総雨量360mm(臥龍橋流量4700㎥/s程度)の100年に1回起こる洪水が想定で作成、と説明がある。最近の降水量は1カ月分が一晩、そうしたことも珍しくない。早急な見直し改訂を急ぐべきだろう。

 住んでいる西岩国地区はほぼ全域が浸水区域、そして浸水深2㍍以上がその大半を占める。堤防の決壊個所がどこかで深さは変わるだろうが、住民として日頃から最大の注意は欠かせない。自治体も河川の浚渫、護岸の見回り点検や補修など細やかな配慮で蟻の一穴からの決壊を防ぎ住民の安全を確保して欲しい。
コメント (2)
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