日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

梅雨の日和

2016年06月21日 | 自然 季節
 

 今日は北半球の昼が最も長く、夜が最も短い日で二十四節季のひとつ夏至。夏至を中心に短い夜のことを季語では「短夜(みじかよ)」と表す。昨夜は豪雨の音や雨雲の動きを確認したりと、何度も眠りを妨げられた。出かける予定がありいつもより少し早めの起床、晴れた朝なら意外なほど明るい景色も、豪雨の名残、小雨とともに垂れこめた雨雲がゆっくり動く。そんな中、ツバメたちはいつものように呼び合いながら忙しく飛び回っている。

 傘をたたみながら立ち話している女性の「今日は梅雨の日和らしい」「そうね、季節を感じますね」、こんな会話が聞こえた。なんと穏やかな会話、霧のように降っている雨に教えたい、そんな気がした。梅雨の雨、周りの会話ではよく降る、鬱陶しい、早く止めば、など雨を嫌う言葉が多い。今朝だったら「よう降ったのう」で相通じる。

 穏やかに聞こえたのは「日和」という言葉があったからではないかと思いついた。日和、辞書を開くといくつもの意味が記されている。そうでなく会話の日和は単純に天気を表す。ただ、日和というときは、柔らかなは日ざしがあるときの言葉で「秋日和」「麗らかな日和」などがある。霧雨のようなとはいえ「梅雨の日和」と言わないのでは、1度感心しておきながら口に出さなかったことにほっとした。

 梅雨の中休み、昨日からの雨に関する警報や注意報は先ほど解除という通知があった。中休みは今晩だけ、明日は朝から厚く湿った空気をたっぷり含んだ雲が前線に沿ってやってくる。どんな日和いや天気となるのだろう。関東地方でも強い雨足が走り抜けたのに、水がめのダムには恵みなしという。やまぼうしの白い葉がなぜかと考えていた。 
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