日々のことを徒然に

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描いていた構図

2016年06月02日 | 生活・ニュース


 オバマ大統領が広島平和記念公園原爆慰霊碑への献花から1週間、関係する報道量は激減した。最大限の評価で報じられたがわずか1週間で聞かれなくなるとは世の急転を改めて思う。大統領機エアフォースワンが米軍岩国基地経由で広島へ。あの日、夕方からのTV中継、記念公園を大統領車が立ち去るまで見ていた。大統領のスピーチが聞きたくてそうなったが、これほど長時間画面を見ていたのはいつ以来だろう。

 もう一つ中継に期待したことがあった。叶うならどうしても撮っておきたい構図を決めていた。それは大統領、慰霊碑、平和の灯、そして遠景に原爆記念ドーム、これが1画面におさまたっときシャターを押すことだった。あれほど期待された広島訪問、この4点が1枚となれば、文字はなくても説明ができると決めていた。

 中継全体は大統領のアップがほとんどを占める。報道としては当然のカメラワークだと思う。事前の報道では大統領のスピーチは数分間とあったので無理かなと思いながらも期待しながら画面を見ていた。ほんの短い時間だが思い描いていた構図の画面が映像になった。急いでシャターを押す。画面右上の文字をカットしたので慰霊碑が少し狭くなったがまずまずの1枚になった。

 広島での大統領としてのスピーチ、これは事前に準備されたものだが全文記載の紙面を切り抜いている。任期満了のあかつきに再訪され、今度は私人オバマとしての言葉を期待したい。歓迎とそうで無い人もいるなかでの今回の広島訪問だったが、核兵器のない世界実現、7年前のプラハ演説実現への働きを期待する人は多い。後背の灯は見ている。 

 

 
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