日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

言葉の選択

2012年10月28日 | エッセイサロン
           

 ケイタイ語、「0833」と入力して「おやすみ」くらいは理解できるが、絵文字や記号に顔文字を組み合わせ、さらにギャル語などが加わるとお手上げ。今も日進月歩ているのだろう。そんな事情を知っている孫からのメールは普通の言葉で届く。

 言葉の役目は幾つもあるだろう。その一つに「自分の意思や情報を確実に伝える」ということがある。その対になるのかとも思うが、他人の意思や情報を得たとき「そのことへ配慮した言葉」も大切だと考えるている。それは豊かな人間関係を円滑に保つことに連なる。

 エッセイ例会でも言葉の選択、修飾語の位置、重複しない表現、登場人物の関係、特に短文のときは難しく指摘を受ける。「赤い机の上のリンゴ」か「机の上の赤いリンゴ」かはよく参考として引き合いに出る。書きながら考え込むとき、自学習の参考にしている。

 連れに「お母さんへ送る」と話しながら公園の紅葉を撮っている若い女性。送るからには紅葉に感動したから、あるいはきちんと旅行しています、と親へ知らせるためか、どんな言葉を添えて送るのだろうか、と他人事ながら思った。

 眺めている黄と紅の姿をどう表現するのか、シャッターを押しながら考えている。
 

 
コメント (2)
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