池のふちに沿ってみんな同じ方を向いて進んでいるがなんとなく不揃いが面白い。色も大きさも紋も異なるそれぞれが黙々と進んでいるようだが何かの話をしているのだろうか。
周回して来るたびに群れの形が変わっている。変わっているが黙々と周回している。どれかがリーダーになっているのだろう。
白に赤い紋のあるそれが来た。他より少し大型。黒や金色のそれを従えているようだし、護衛されているようでもある。まるで女王のようだが、2対のヒゲがちょっと。
鯉は立身出世の象徴。真っ赤なそれは地元プロ野球球団のシンボル。間もなくキャンプが終わりオープン戦が始まる。今年の真っ赤な鯉はまな板のコイを返上し滝を登りきってほしい。