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日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

煮える暑さ

2009年08月19日 | 自然 季節
               

このところ日中の最高気温は夏日を示している。稲作のためにはこの日照がゼヒ必要、そうでないと米が大きく育たないそうだ。米が育たないと日本人らしい食生活にヒビが入る。米はぜひ育って欲しい。

この時期の暑さといえば甲子園の猛暑と球児の熱い戦いだが、今年は総選挙という暑い中での熱い戦いが加わった。甲子園での戦いは若さあふれる球児等で、その汗にはさわやかさを感じる。

加わったもう1つの戦いは暑さが身にこたえなければいいがと気づかう。選挙戦初日、高名な候補者が街宣車の上で暑さのせいでガンバローコールが出来なかったという。政治家の健康は絶対条件の一つだ。

昔から暑さの表現で「煮えるように暑い」という。さらに強く言うときは「煮えくりかえるほど暑い」という。文学的な嗜好は別にしてそこからすごい暑さが伝わってくる。

そもそも煮えるという意味は「沸騰した湯などによって物に熱が通る」「水が沸騰して湯になる」「甚だしく腹がたつ」などがある。熱気が体中に染み渡り苛立つ様子が「煮えるような暑さ」の表現に通じる。そう思えばうまい言い回しかただ。

朝顔、朝方はクリーニング仕上げのようにパリっとしていたのに昼過ぎには糊の落ちたそれのような姿に変わるものがある。朝顔も生き物、人と同じで暑さの感じ方が違うのだろうか、そんなことを思いながら見ていたがバカはすぐにやめた。

(写真:煮えるほどの暑さを感じている朝顔)
コメント (2)
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