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日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

車の話3話

2009年08月07日 | ウオーキング 散歩
               

昨夜は満月。晴れていれば月明かりでウオーキングが楽しめるが、梅雨のような雲行きでなま温かな風がゆっくり吹いている。さわやかではないが汗は出そうだ、そう思いながら家を出る。

近所の病院前にハザードランプを点滅させて車が止まっている。産科のあるその病院ではよく見かける風景で「新しい誕生」と思いながら通り過ぎるとき、車のプレートが米軍基地のもので、運転席には迷彩服の兵士が乗っているのに気づいた。

その数メートル先には同じく基地の救急車が止まっているがこちらには人の姿は見えない。ここの産科では米軍家族と思われる妊婦さんは珍しくない。しかし救急車でそれも公用車付き添いで、心配しながら通りすぎた。

走っているがその速さは私のウオーキングと同じくらいゆっくりの軽ライトバン。追いついた車は少し追従したら追い越し禁止区域だがすぐに追い越す。どうしてあんなスピードで、思いながら直進する超スロー車を見送る。

橋のたもとの駐車場。パトカー2台が1台の軽乗用車と向き合って止まり、4人の警察官が窓越しに何か話しかけているが、その内容は聞こえない。たまに見かける職務質問の光景でだが、今朝は警察官の姿勢にちょっと緊張が見える、なんだろうと思いながらいつもの折り返し点に向って歩いた。

折り返して橋のたもとまで来た。あれから30分過ぎたのに同じ職質の光景が続いている。何を言っているのか分からないが軽自動車の中からどなるような声がする。腰をかがめて話す警察官の声は聞こえない。

草むらから静かな虫の声がしている。今日は立秋、暦は秋でも残暑は厳しそうだ。

(写真:夜明け近くに雲が途切れ始め月の周りが明るく見える)
コメント (2)
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