
初めて通りがかった郊外、数十本の紅葉の出迎えを受け車をとめた。
「紅葉は、秋に葉が紅色に変わること。葉の細胞の液胞中のアシアンが増し、葉緑素が分解するためにおこる。カエデ・ウルシの葉で著明」とある(広辞苑)。
ここ数日朝夕の気温の差が大きなことを樹木は良く知ってだろうか、歩道の落葉は黄色や褐色なのに、木の葉は紅葉を見せてくれた。いつも四季折々を美しく楽しませてくれる自然界の不思議さに感心している。子孫へどんな伝え方で残してくれているのだろうと。
あいにくの曇り空で、鮮やかな紅葉ではなかったが十分に楽しめた。道路そばのテニスコートで楽しまれている奥様たちの白いユニホームとのコントラストはいい風景だった。
(写真は周東町ぶんかの里付近)