みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

旅を回顧する

2021年03月06日 | 民数記

民数記 33章1―40節

 

    金曜日はひんやりとした一日でした。3月に入り、今のところ1日1万歩が途切れずにいます。このようなことを書くと次の日には途切れたりするものですが…。きょうは何歩だったかの記録は5年ほど前にさかのぼることができ、時々補数が多かった日について、「この時は…だった」と振り返ることがあります。

 33章も回顧の記述。2節に、モーセは主の命により旅程の出発地点を書き記したとありますので、ここにある地名はその後もモーセが書き連ねたものでしょう。

 きょうの箇所には、エジプトを出たいわゆる第一世代がどのように約束の道をたどったのかが書かれています。地図で特定できる地名もあれば、そうでない場所もあります。36節に登場するカデシュとは、カデシュ・バルネアのこと。民数記13章では、神の命令によりここから12人がカナンを偵察に出かけたとあります。そして、この時の不信仰が彼ら第一世代が約束の地にたどり着けないことになってしまうのです。

 他にも、マラ、キブロテ・ハタアワの地も出エジプト記にあります。そしてそこでも彼らの不信仰に基づく不満が噴出しました。ここでの回顧は民の不信仰の歩みですが、それとともに彼らを導く主の真実さの足跡だと言えます。

 このような箇所を読むと、やはり自分の人生を回顧することになります。神への感謝は限りなくあるとともに、自分自身を省みると「ごめんなさい」の繰り返しだったのだと改めて覚えます。

 

 


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