みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

主の霊が…激しく下った

2024年07月05日 | サムエル記第一

サムエル記第一 16章

 ほぼ一日事務仕事をしました。何とかやり終えてホッとしています。このあと、少しの時間でも外に出て歩きたいですね。天候も落ち着きをみせてきましたので…。

 16章で、いよいよダビデが登場します。神はすでにサウルの代わりにイスラエルの王とするものを決めておられました。サムエルもそのことは知らずに、神のことばに従います。

 さらに、サムエルの予想ともエッサイの家族の予想とは違い、エッサイの8人子どもたちの中から、なんと末のダビデに主は油を注ぐようにサムエルに命じられました。

 何がその先に待っているのかを知らないで、神のことばに従うというのは簡単なことではありません。私たちは、自分の行動の結果をある程度予測して毎日歩んでいます。しかしサムエルは、そうではありません。

 ダビデについては、12節に「彼は血色が良く、目が美しく、姿も立派だった」とありますが、注目すべきはサムエルがダビデに油を注いだ時、主の霊がその日以来荼毘での上に激しく下ったという記述です。他方、14節には主の霊はサウルを離れ去り…とあります。

 神が選ばれた者に、神はご自分の霊を注がれて、その務めをなすためのあらゆる者を授けてくださると考えることができるのではないでしょうか。ですから、その務めを行ううえで何らかの結果を得られたからといって、自分の中の何かを自慢することではないのです。

 こんな勘違い、よくあるように思います。


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