テサロニケ人への手紙第一 3章
きょうから2月。「2月は逃げる」などと言われるのですが、今年は四年に一度の2月29日のある、閏(うるう)年なのですね。「みことばの光」は今が5月号の編集をしています。編集の際には、何度も聖書と原稿をつきあわせるのですが、日々「みことばの光」で聖書を読むのは編集時とは違います。自分への神の語りかけとして読むからなのでしょうか。
パウロは生まれたばかりのテサロニケ教会を、置き去りにするかのように旅立ってしまいました。回りの厳しい状況の中で、教会はだいじょうぶなのだろうかという気持ちがあったのです。自分自身も、「一度ならず二度までも」テサロニケに行こうと試みるのですが、サタンの妨げによって実現できません。そこでパウロは、信仰によるわが子と呼ぶテモテをテサロニケに遣わします。
そして、テサロニケ教会の信仰と愛についてのよい知らせをテモテから聞いて、慰めを受けたのです。そしてテサロニケ教会をおぼえて昼も夜も祈っていると、パウロは書いています。
11-13節では、何を祈っているかを書いています。まず、自分をテサロニケに行かしてくださるように。次に、テサロニケ教会の愛が増し加わるように、そして、主イエスが来られるとき、父なる神の前で彼らが聖く責められるところのない者としてくださるよう、祈るのです。
日本からはるか離れて生活をしていると、時折、すぐそばにいられないもどかしさのようなものを感じます。けれども、私たちには家族や友のために神に祈ることができる、どんなに離れていても…。ありがたいことです。
*日曜日の日の出前。でも、夕方には雨が降ってきました。