みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

それを見て…思い起こし…

2016年02月06日 | 民数記

民数記 15章22−41節

 金曜日の夕方から外出。午前中にドイツ語のレッスンに出かけるために一日乗車券を購入したので、それを使って街に出ました。当地は改札という仕組みがありません。「乗車券を購入して乗っているよね」と、信頼されている気分なのです。けれども、時々検札があります。乗車券を購入していないのがわかると60ユーロをペナルティとして取られるのでご用心、ということなのです。

 罪を犯したときにどのようなとがめを受けたかについての規定を、主はモーセによってイスラエルの民にお与えになりました。「みことばの光」が書くように「あやまって罪を犯したとき」でも気づかなかったのだから大目に認めてもらえるということではありません。また、「故意に罪を犯したとき」には厳しいさばきが課せられます。

 心に留めたのは「そのふさはあなたがたのためであって、あなたがたがそれを見て、主のすべての命令を思い起こし、それを行うため、みだらなことをしてきた自分の心と目に従って歩まないように」との39節のことばです。着物のふさは、神に選ばれた民であることのしるし、しかしそれは特権なのではなくて、それを互いに見合って、神のみことばを思い起こし罪を犯さないようにするためのものなのです。

 時々後部に魚のシールが貼ってある自動車を見ます。クリスチャンの方が貼っているのだと思うのですが、それを見て、主を思い起こすのはよいことですね。

 恵み豊かな週末をお過ごしになりますように。


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