列王記第一 16章1−20節
気温30度超えがきょうも続くそうです。でも、じわっとした暑さではないので日陰や通り抜ける風でほっとしますね。果物売り場にはメロンやスイカが並び始めました。
生鮮食品を買う場合には、新しい(と思える)ものを選ぼうとします。次々に補充されて新鮮なものが並ぶお店が繁盛することでしょう。でも、きょうの箇所にあるように、この時の北王国イスラエルは困りものです。次々に王が取って代わります。もっとも、バシャは24年、オムリは12年間王であったわけですから、それほど短命だということではありませんね。
きのうも書きましたが、彼らは野心を抱いて謀反を企てて王位に就きます。しかし、聖書は彼らがやがて退けられる理由は一つ。神に対するそむきの罪だと述べるのです。政治的な手腕、人心を掌握する力などには触れずに、神に対してどのような態度を取っていたかが基準なのです。
あの人がどう思っているか、この人は何を考えているのかということが心を占めるようになると、いつの間にか神から心が離れます。そんな落とし穴があることを、考えさせれれる箇所です。