列王記第一 7章13−37節
薔薇シリーズです。
およそ1年半ほど「みことばの光」」姉妹紙にあたる「ジュニアみことばの光」の制作のお手伝いをしてきましたが、この度ようやく卒業! きのうは最後の役目をさせていただきました。先月「それではごきげんよう」とお別れしたIさんと、また会うことができました。「ジュニアみことばの光」の制作のためにともに歩むことができて、ほんとうに感謝でした。これからも「ジュニみこ」のこと、よろしくお願いいたします。
青銅細工師のヒラムのことをあれこれと思い巡らしてみました。「みことばの光」には、ヒラムの両親のことが記されています。もともとはナフタリ部族とダン部族の間に生まれ、父親が死んだ後、母がツロの青銅細工師と再婚したので、ツロ人の父の下で青銅細工を身に着けていったのでしょう。この箇所にはソロモンが「人をやって、…ヒラムを呼んで来た」とありますが、歴代誌第二、2章11−13節では、ツロの王フラム(ヒラム)がソロモンのところに青銅細工師フラム(ヒラム)を遣わしたと記されています。王の推薦のことばがすばらしいですね。
母親の再婚によってツロに行き、ツロ人として歩むようになったことの意味を、エルサレムの神殿の造作備品の作成に携わりながら、「ああ、すべてはこの時のためだったのか」と納得したのではなかったかと、考えるのです。