列王記第一 12章1−15節
土曜日から名古屋に来ています。日曜日は栄聖書教会で礼拝を捧げました。午後は「しっぽりつかるみことばの湯」というテーマでの話。面白いテーマをいただいて、あれこれと想像を巡らしながら楽しく準備することができました。「よぉし! みことばの湯につかるぞ」というお声をいただいたのがうれしかったです。皆さんの神さまとの「家族風呂」がゆたかなものでありますように…。
教会の近くにも薔薇が咲いていました。
レハブアムは、ヤロブアムたちの要望に答えるにあたって、ソロモンに仕えていた長老たちの助言を退け、自分といっしょに育った若者たちの助言を受け入れたというのがきょうの箇所にある出来事です。
助言を聞き受け入れるということの難しさを覚えます。「みことばの光」が書くように、多くの場合助言を求める側は、すでにやりたいことやりたくないことの答えを持っているのです。どちらかというと自分がしようとしていることに賛同してほしいと、助言を求める場合が多いのですね。ですから、反対のことを言われたら気分を害したり、耳を閉ざしたりします。
長老たちは「きょう、あなたが、この民のしもべとなって彼らに仕え」と助言しました。富と権力を意のままにしている父王のもとで育ったレハブアムにしてみたら難しいことだったのでしょう。しかしこれは、いつの時代にも通用する大切な原則なのです。レハブアムの父ソロモンも、神から賜った知恵を用いて、民に仕えたのです。
主イエスが弟子たちにお語りになったことばを覚えます。
「だが、あなたがたは、それではいけません。あなたがたの間で一番偉い人は一番年の若い者のようになりなさい。また、 治める人は仕える人のようでありなさい。」ルカの福音書22章26節