みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

主の前に

2011年03月09日 | 民数記
民数記32章20-42節

 週に三四回の朝のウォーキング。今朝は、明らかに日が長くなったことを実感しました。
同じ時刻に家を出ると、ほぼ同じ場所で同じ人に会います。
軽く会釈する人、「おはようございます」と声を掛け合う人、何となく声を掛けそびれたままになってしまっている人…。「朝歩く」ということではお仲間なのですが、互いに名前も仕事もわかりません。
そんな出会いも楽しみな、朝の日課です。

 きょうの「みことばの光」に、「鍵の句は『主の前に』である」とあります。
確かに、改めてこの箇所を読むと、20、21、22、27、29、32節に「主の前に」ということばが繰り返されています。
 ヨルダン川の東側に定住したいとのルベンとガドの申し出は、彼らがほかの仲間がカナンの地に定住するまでいっしょに行って戦います、との約束とともに認められます。モーセとこれら部族とのやりとりのなかで、「主の前に」ということばが何度も行き来しているのです。
 思いも、ことばで交わされたあいさつも約束も、そして行動も、「主の前に」ある、ということを覚えるならば、自分はどのように変わるのだろうか、と考えます。
「主よ。軽率に約束をし、諸事情で約束を反故にすることが多い者です。神の面前で発する私のことばに責任を持つことができますように」という「祈ろう」のことばどおりに祈ります。


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