みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

荒野を旅する神の民

2011年03月16日 | 民数記
民数記36章

昨晩はお休みになれましたか。
 私の住む地域でも、今回の地震の影響があちこちに見られます。買い物に行ってもある商品の棚は空っぽです。このようなときに、買い置きや買い溜めをしておきたいという気持ちが働きます。「何かあると…」といつもなら1つで済ますものを2つ買うなどということをしてしまいます。全体が大きな不安の中にあります。

 「わがたましいよ。なぜおまえはうなだれているのか。
  私の前で思い乱れているのか。
  神を待ち望め。私はなおも神をほめたたえる。
  御顔の救いを。」  詩篇42篇5節

 続けて被災地にいる方々に必要なものが速やかに届けられますように、そのために働いている方々のために、原発の事故対策をしている方々のために祈ります。
祈り続けましょう。
 
 1月から読み進めてきた民数記はきょうが終章。「みことばの光」に度々「荒野を旅する神の民」ということばを見出してきました。
 エジプトを出て約束の地を目指すイスラエルの民と、罪の奴隷であった私たちがイエス・キリストの十字架によって贖われ、天の都を目指すキリスト者の姿とを重ね合わせながら、読むことができたのではないでしょうか。

 その旅は常に波乱万丈、問題だらけです。間違いないことは、その旅の間中神が彼らとともに歩まれたということです。それが信仰者の支えです。
 本日の「祈ろう」を記します。
 「主よ。罪から救われ真の故郷を目指す教会は、民数記の神の民に似ております。この世の旅人としてみこころに沿う歩みができますように。」
 


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