みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

数えよ主の恵み

2011年03月07日 | 民数記
民数記31章42-54節

 雨の朝です。通勤や通学の人にはちょっと大変かもしれませんが、花粉症で悩んでいる人にはホッとする雨でしょうね。教会でお会いした何人かの方も、「花粉症が…」とマスクをしておられました。

 昨日からきょうにかけての箇所では、ミデヤン人との戦いに勝利した民に、神がモーセを通して分捕り物をどのように分けるの何について命じられたということが記されています。

 昨日読んだ箇所では「…二分せよ」(28)ということばが心に留まりました。この箇所を読み、「ぐりとぐら」(福音館書店刊)や「はんぶんあげてね」(日本基督教団出版局)という二冊の絵本を思いました。
 「分ける喜び」を味わえる作品です。そして、両方とも読んでいて「おいしいそう!」「たべたいな」と、いい匂いがしてくるような絵本です。
 独り占めするよりも、分け合うことがおいしいしうれしい、これは大人も度々経験することです。「分け合ってこそ…」と昨日の礼拝の宣教にはタイトルをつけました。

 そしてきょうの箇所は、「進んでささげる神へのささげ物」です。「みことばの光」には「ささげ物は、気前よく、出し惜しみせず、潔くしたいものである。子孫に美田を残すことなく天に宝を積むなら、宝のあるところに私たちの心があり、神の教会、諸宣教団体、諸聖書協会、超教派団体の働きは停滞しない」とありました。

 神の恵みを数えそれに応えて進んでささげることと、互いに分け合うことが、神の民の姿、なのですね。





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