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フランソワ・モーリヤック『テレーズ・デスケルー』

2016年04月03日 01時33分38秒 | 文学
フランソワ・モーリヤック『テレーズ・デスケルー』(遠藤周作訳)を読んだ。
遠藤周作を読んでいるので、彼が好きで、訳したこの小説を読んでみた。
少し読みにくい小説で、何が行われているのか最初よく分からないのだが、ロードムービーなのだなと思ったら読めるようになった。テレーズが夫のベルナールに会いにいくまでに、それまでの回想を挟みながら話は進んでいく。
そこまではわかったのだが、さらに夫に会ってからがまたよく分からなくなった。
テレーズが夫を殺そうとしたのか、夫が間違って薬を多めに飲んだのを見過ごしたのか、よくわからなかった。
この話でモーリヤックが何を言いたいのかもよくわからなかった。
遠藤周作がこの小説のどこに惹かれるのかもわからない。
わらないことだらけの小説だった。
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