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☆ダイ・シージエ監督「小さな中国のお針子」感想

2008年02月02日 12時52分01秒 | 映画
小さな中国のお針子以前録画していた、ダイ・シージエ監督の「小さな中国のお針子」を見た。
1970年代の中国に、文字の読めない人がたくさんいるということに驚いた。
本を読むというのはこういうことなんだということがよくわかる。うちのように、本がいたるところに散らばっているような状況で本を読んだって何にもわかりはしないのではないかという気持ちになった。
これまで毛沢東のことを描いた映画はゴダールの「中国女」しかおそらく見たことはないのだが、まるっきり違う映画だった。

もっともっと文化大革命批判の映画で、いやなひとがたくさん出てきて暗くて悲しいいやな時代でしたというものかと覚悟していたのだが、そんなことはなく、きれいな青春恋愛映画だった。
バルザックというよりもデュラスやプルーストみたいな映画だった。

とってもいい映画です。

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