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原田眞人監督『関ヶ原』

2019年06月08日 01時33分42秒 | 映画
原田眞人監督『関ヶ原』のテレビ放送を録画して見た。
原田眞人は好きな監督である。
初めに注意書きがあり、
「この作品は演出上セリフが聞きとりにくい部分があります」
とあった。
確かに早口で何を言っているのかよく分からないこともあった。しかし話の流れはだいたい理解できた。
昔原作の司馬遼太郎の『関ヶ原』を読んだことはあるのだが、こんな話だったろうか。石田三成はくのいちに惚れていたのだろうか。
小早川秀秋は石田三成に味方するつもりだったのに周りがわあわあ言っている間に裏切ってしまったのだろうか。
全体的に司馬遼太郎の原作よりもわかりやすい話になっていたように思う。
が、司馬遼太郎の語りの感じが出ていてこれは驚きだった。そこだけが強く印象に残った。なんだか知らないが突然旧日本陸軍の悪口が出てくる感じが出ていた。合戦の描写などどうでもよいので司馬遼太郎語りをもっともっと出して欲しいものだと思った。時間も半分くらいでよい。
司馬遼太郎の「あの感じ」を今度から映像化するときはもっと出して欲しいと強く願う。
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