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このところ見ているテレビについて

2012年11月07日 22時42分50秒 | テレビ
テレビ番組「世界は言葉でできている」を見ていたら、司馬遼太郎の名言が出てきて、名言自体にはそれほどの感銘を受けなかったのだが、思いつくことがあった。
昨日猪瀬直樹の『マガジン青春譜』を読んだのだが、猪瀬直樹のやっているのは司馬遼太郎のやってたことと同じなのだろうなと思った。何をやろうとしているかを僕なりの言葉で言うと、小説から文学らしさを排除すること。司馬遼太郎も文学らしい文章は書かずに、思いつきで書いているような、型にはまらない書き方だった。たぶん、猪瀬直樹もそんなところを目指しているのだと思う。だから、関川夏央が解説を書いていたのだろう。

ついでに最近のテレビについて書いておく。
「世界は言葉でできている」以外で最近見始めたのは、(といっても一回目はきちんと見たが二回目は最後しか見れなかった)「アイアンシェフ」。「料理の鉄人」をわりと熱心に見ていたので懐かしくて見てしまう。
「料理記者暦四十年」の岸朝子とか「かの魯山人の愛弟子」平野雅章が登場しないかと思って見たが登場しなかった。
料理で対決という発想はこの番組までなかったと思う。
「ぴったんこカン・カン」と放送時間が重なっているのでどちらを見るか迷うという、最近では珍しい気持ちになった。どちらも録画して見るほどの番組ではない(または録画するのが恥ずかしい)というところで競り合っているのが奇跡的。

そのほかでは「実験刑事トトリ」というNHKのドラマの一回目を見た。
ジョニー・デップみたいになってる三上博史が魅力的なのだが、それだけで、脚本がいまいちかもしれない。でも気軽に見られる推理ドラマなので続けて見るかもしれない。

新しく見始めたのはそのくらい。
逆に「アメトーーク!」は録画だけして見ていない。
「A-Studio」は連ドラ予約をやめてしまった。ゲストがドラマや映画の宣伝のためにやってくるだけの普通のトーク番組になってしまった。
「アシタスイッチ」はゲストに興味がないと早送りして来週のゲストだけ確認している。これも名越康文をチュートリアル徳井に変えてからおもしろくなくなった。
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