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DF-15C
中国の第二砲兵部隊は貫徹弾頭を有する短距離弾道ミサイル東風15の改良型DF-15Cの写真を公開しました。 DF-15Cは2007年ごろに存在が確認されていたミサイルです。 レーダーまたは赤外線誘導システムを搭載しており、射程はおよそ700kmとされています。 着弾誤差は15~20m、日本の九州とインドのニューデリーを射程圏内にとらえることが可能です。
DF-15Cは地下司令室などの軍事施設を破壊するために設計されました。 想定されるターゲットは台湾の台北にある軍指令本部で、 これは20キロトンの核爆発とEMPに耐えられると考えられています。 DF-15Cバンカーバスターはこの施設を主要なターゲットとしており、「台湾に司令部を破壊できるという心理的な圧力をかけることが出来る」と軍機関紙は報じています。
@地対地ミサイルで、コンクリートや盛土を貫通したのち地中深くで爆発し、地下の目標を破壊することから、「バンカーバスター(地中貫通爆弾)」と呼ばれている。
年間100発以上生産し、配備数は350-400発、発射基数は90-110基とされている。そのほとんどが台湾を目標とし福建省などに配備されている。九州もその攻撃目標になっています。
ミサイル運搬兼発射車両は、TA5450又はWS2400の8輪駆動車。有事には、基地から鉄道を利用し移動し発射する。同装備部隊隷下の支援部隊が煙幕を展開し、偵察衛星及び偵察機による被発見を防止する。同ミサイルの展開から発射可能時間は、およそ15から30分と言われている。
命中誤差10㎝。