【御製】
あまたなる人らの支へ思ひつつ白木の冴ゆる新宮に詣づ (第六十二回式年遷宮)
平成二十七年「みそぎ研修の集い」のご案内
謹啓 平成二十七年立春にあたり、謹みて皇国の弥栄を祈念いたします。
皆様方におかれましては、ますますご清祥のことと心よりお喜び申し上げます。
昨年、剣璽をともなわれて神宮に行幸されました 天皇陛下が、多くの国民の神宮奉賛に
思いをはせていただきましたこと、感涙に堪えません。
さて本年も、神都・伊勢の地におきまして、神宮参拝禊会「みそぎ研修の集い」を開催す
るはこびとなりました。
昨年の禊会では、第六十二回式年遷宮における「遷御の儀」を終えられました豊受大神宮(外宮)
にて、遷御後わずかな期間だけ許されます、旧正宮の裏門から入り、旧社殿を拝観する栄誉
に浴することができました。新旧の宮殿を貫き通す中今の私たちの存在を強く感じ、これま
でみそぎを通じて学んだ、過去と未来を繋ぐ今日只今の、この中今は常に若々しく、清々し
くあらねばならぬという覚悟を強くした次第です。
また、十一月には、もっとも上位の別宮であります志摩市・伊雑宮における、お白石持ち
奉献行事、ならびに遷御の儀に、私たちの禊会からも多くの参加者がご奉仕に携わらせてい
ただきました。
ことに、志摩市・大口秀和市長からは神宮参拝禊会の伊雑宮奉賛に関しまして、丁重な感
謝状を頂戴しましたことを、ここにご報告いたします。
世情は、内憂外患の様相を年毎に濃くしながら、本年は先の大戦の敗戦より七十年という
節目の時を迎えます。占領下に仕組まれた様々な日本弱体化政策がその成果を発揮するなか、
この機に乗じた支那中共の覇権的野望など、祖国日本の未来を憂えずにおれません。
『朝日新聞』の作為にみちた虚報に端を発する凋落が、戦後の終わりのはじまりという契機の
ひとつにはなるでしょう。しかしこの時こそ、私たちは清新の息吹みなぎる神都伊勢の聖地
にて、志を同じくする道友各位が神集いに集い、回天維新の祈行を共に捧げ、光輝く祖国
日本の再興を心から祈り尽くさねばならないと感じております。
なにとぞ、有縁の道友同志お誘い合せの上、本年の「みそぎ研修の集い」に奮ってご参加
頂きたく裏面記載の通り、謹んでご案内申しあげます。 謹白
【みそぎ祓いの神歌・川面凡児先生 詠】
朝夕に神の御前にみそぎしてすめらが御代に仕へまつらむ
平成二十七年 立春大吉
神宮参拝禊会
代表世話人 大野康孝
皇都世話人 犬塚博英
神都世話人 南 英雄
道友各位
神宮参拝禊会 平成二十七年「みそぎ研修の集い」実施要項
【日 時】 平成二十六年 三月七日(土)午後一時 〜翌 八日(日)午後一時 閉会
【場 所】 「財団法人 伊勢神宮崇敬会・神宮会館」(宿泊も同所)
現地 集合(午後一時より受付を開始いたします)
〒五一六― 〇〇二五 伊勢市宇治中之切町一五二番地
電話〇五九六(二二)〇〇〇一番
※開会に先立ち、豊受大神宮(外宮)に正式参拝致します。遠来の方は直接、外宮駐車場に
二時半迄にご到着願います。
【参加費】 一般・一万五千円、 学生・八 千 円 (宿泊食事・玉串料・直会料・その他の研修諸費 )
【服 装】 背広・ネクタイ 着用《 神宮正式参拝の為、正装に準じる。特に厳守のこと 》
※和服の場合 男子は、はかま着用・学生服・国民服可。女子は之に準ずる。
【携行品】 常備薬、保険証、白タオル、洗面具、筆記具、運動靴(五十鈴川 禊場への往復
駆け足用)禊用 白足袋。「白作務衣」を持参の事。
※『所定の白作務衣上下』は、数に限りがありますので、先着順、もしくは初参加者を優先に
四千五百円で販売させていただきます。参加経験のある方は、ご自身のものをお持ちいただ
きますようお願いいたします。現在頒布可能数は、L=10着、LL=30着となっておりますので、
早めに事務局までお申し込みください。
頒布数に達した場合、神宮会館にて購入していただくことになりますが、その場合 六千円
となりますので御了承下さい。
※「禊行事作法要項」等の研修資料および、禊行用の「はちまき・ふんどし」は現地にて支給
いたします。参加経験者で「禊行事作法要項」をお持ちの方は、各自持参をお願いします。
※準備の都合上、各世話人もしくは事務局まで二月二十日(金)迄にお申込み下さい。
※高齢の方や体力的に無理な方は、禊行は入水せずに見学参加のみとし、神宮正式参拝に
同行頂かれても結構です。
【その他】昨年より、第六十三回式年遷宮にむけた奉賛を募っております。各自、千円以上の
ご芳志をご準備いただきたく宜しく願います。
神都事務局 徳山雅一 〇九〇―二六四九―四一九八
皇都事務局 横山孝平 〇九〇―五三四五―八七五一