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宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)は27日、5月に打ち上げた地球観測衛星「だいち2号」が観測したデータから作成した画像を初めて公開した。公開されたのは、3年前に運用を終えた衛星「だいち」の標高データを組み合わせて作った地表の立体画像など。伊豆大島の画像には、昨年10月の台風26号による土砂崩れの痕がくっきり写っており、小笠原諸島の西之島が、噴火によって拡大している様子も確認された。だいち2号は、3メートルの物を見分けるレーダーを搭載し、雨天や夜でも地上の様子を観測できる。1日2回、日本上空から撮影できるため、災害発生時の状況把握などに役立つことが期待されている。
@完璧なスパイ衛星です。実際の機能はもっと素晴らしいです。
参考:高度約490kmの円軌道(太陽同期準回帰軌道)
軌道傾斜角は約97.3°
日本付近を通過する時刻は10:30~11:00に設定されている。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/ba/bab1dc3500e3fda6b09d1c2aac39ef7c.jpg)
2013年11月に噴火して以降、陸地面積の拡大が続いている西之島。
2014年2月4日に航空機のレーダ(Pi-SAR-L2)で観測した画像と「だいち2号」が同年6月20日に観測した画像を比較すると、成長し続けている様子がわかります。
西之島は東京から約1000kmも離れた場所にあり、これまでは遠くから飛行機を飛ばして観測していましたが、「だいち2号」なら定期的に西之島の様子を観測することができます。また、火山の噴煙が上がっている場所や夜間でもLバンド合成開口レーダは観測可能です。