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F-15J
中国軍のSu27戦闘機と異常接近された自衛隊情報収集機との差は30~45メートルだった。空自戦闘機の飛行で「衝突はまずないだろうという間隔は300~400メートル」(空自筋)。Su27の行動はまさに「異常」だった。低速・非武装機ならば偶発的衝突などの「不測の事態」は回避できる。しかし、中国軍が「異常」度を増し続ければ、「不測の事態」が「2、3年のうちに起きる可能性は排除できない」(元空自パイロットの本村久郎元将補)という悲観的な見方も出ている。空自戦闘機にも外国情報収集機に近付き、進行方向や装備を確認・報告する任務がある。領空へ近付けば警告しなければならないからだ。その場合、情報収集機の600メートル後方に見えるようにゆっくりと回り込む。後方か斜め後に着いて後、ゆっくりと横に進み、時速470キロ前後の情報収集機と同じ速度で航行し任務を果たす。任務をクリアすれば2キロ近く離れる。逆に、情報収集機の横を高速で追い越したSu27は「不測の事態」を期待しているかのようだ。Su27のような比較的新しい戦闘機のパイロットは訓練時間も優先配分され技量も高い。30~45メートルという異常接近を目視で実施していた点でも証明される。それ故、非武装で低速の情報収集機とエリートパイロット操縦の超音速戦闘機の間に「不測の事態」は起こり難い。公海上で非武装機に攻撃すれば国際非難にもさらされる。ところが、超音速戦闘機対超音速戦闘機となると状況は激変する。
中国は「戦略的辺疆(へんきょう)」なる概念を創作、空軍力で長期間実効支配すれば、そこが“領空”になると主張する。実効支配には「不測の事態」が不可欠だ。
例えば、尖閣諸島(沖縄県石垣市)に緊急発進した空自F15戦闘機を、中国領空を侵犯したと判断、まず「音声による警告」をし、「警告弾発射などで手順を踏んだ」として撃墜するケースだ。技量は空自が勝るが、近代化改修前のF15はレーダーやミサイルの性能でSu27に劣る。空自機は正当防衛と緊急避難以外に武器使用できない圧倒的ハンディも背負う。日本側は危機回避に向けたホットライン設置を模索する。だが、空自パイロット出身の永岩俊道元空将は「1分間に15キロも移動する超音速戦闘機への対応には、ホットラインだけでは効果があがらない」と指摘する。
@ここでも何度も書いてきましたが、シナのコピーのJ-10などと違ってスホイというかSUと付くロシア製の戦闘機は確かに優れ物で、40年近く飛んでいるF-15Jとは電子装置は半数新しいものにアップグレードされていますが、実戦では5分と5分でしょうね。
まあいずれにしても、常に有事に備えて飛んでいるわけで、どんな敵であれ日本の領空領海を1ミリでも侵犯すればそこで100%撃破すればいいだけの話。SUなんかに乗っているパイロットは熟練だろうけど、日本の100倍はいるパイロットが日本のパイロットと同じような飛行時間を経験しているかといえばそうではない訳で、初戦でつまずかなければそうたいした問題はありません。日本が独自て戦った場合でもです。米軍のF22なんかが支援で出てくれば、圧勝です。2年後にF-35Aが実践配備(取りあえず4機で米軍と合わせて20機になります)されれば、こうしたアホな問題は必然的になくなります。
過去の中東戦争で、ロシアのミグ23に空中戦で撃墜されたF-15は1機もありません。ミグはF-15に現在まで101機撃墜されています。優秀なんですよ。