
S-80潜水艦 一番艦 S-81 スペイン造船会社ナバンティア(Navantia)製
スペインの新潜水艦S-80は、計算上のミスにより、再設計することになった。S-80の不運は、100トンの重量超過による浮力の問題が明らかとなった2013年から続いている。S-80は潜水はできるが、浮上できなかった。
そしてこの問題を解決するために、早急に潜水艦の全長を延ばすことになった。当初の設計では全長71メートル、排水量2200トンだったが、現在の新設計S-80「プラス」では、全長81メートル、排水量3000トンとなっている。
スペイン紙エル・パイスによると、改修後、潜水艦はカルタヘナのドックにとってあまりにも長すぎることが判明した。S-80「プラス」の建造費は当初の約2倍となり、現在1億ユーロとなっている。
AIP推進
武装 DM2A4魚雷、トマホーク ハープーンミサイル
ソナーはロッキード・マーティン製
建造数 4隻
@この記事で思い出したのが、スペイン無敵艦隊「アルマダ」
1588年、英仏海峡で、スペインの無敵艦隊「アルマダ」とイギリス艦隊が激突したのが、世に名高い「アルマダの海戦」。スペイン王室の援助を受けたコロンブスの新世界発見以来、スペインはヨーロッパでの海上覇権を握っていました。しかしこの戦いでの無敵艦隊の敗北により、その覇権は徐々にイギリスに移っていくことになります。
潜水艦だから、機能的には沈んだままでも問題ないし。気にしない気にしない。
立派な浮きドック造りましたね・・・そっちかい。