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中距離弾道ミサイル「DF-16」 弾道弾迎撃ミサイル「SC-19」
米国の高高度ミサイル防衛(THAAD=サード)体系を激しく批判してきた中国が、サードと酷似したミサイル迎撃実験を実施したことが明らかになった。「サードの韓半島への配備反対」を主張しながら、自分たちも同じ性能のミサイル防衛体系を構築している。
米国の民間科学者団体「憂慮する科学者同盟(UCS)」は27日、ホームページを通じて、「中国は2013年1月27日、中距離弾道ミサイル迎撃実験に成功した」と明らかにした。弾道ミサイルはモンゴル国境周辺のゴビ砂漠に位置している酒泉衛星打ち上げセンターから発射され、迎撃ミサイルは2分42秒後に、新疆ウイグル自治区の庫爾勒から発射された。この二ヵ所は約1170キロ離れている。迎撃ミサイルは約700キロを飛んできた弾道ミサイルを、高度250キロの地点で的中させた。250キロの高度はサードが配置されれば、北朝鮮の弾道ミサイルを迎撃できると推定される高さだ。
UCSはこの実験に使われたミサイルは、新型中距離の東風―16だろうと見ており、迎撃にはSC-19が利用されただろうと分析した。中国はサード体系の中で探知距離が2000キロに達するレーダーを最も敏感に受け止めているが、UCSは今回の実験でどのようなレーダーが使われたのかは明らかにしなかった。中国は有事の際、敵から攻撃を受けないため、太平洋沿岸ではなく内陸にミサイル発射場を置いている。
ユニオン・オブ・コンサーンド・サイエンティスト(UCS)は3月26日、中国は2013年1月27日に、中距離弾道ミサイルの迎撃実験に成功したと発表した。中距離弾道ミサイルは酒泉衛星打ち上げセンターから発射された。弾道弾迎撃ミサイルは新疆ウイグル自治区の庫爾勒から発射された。
2ヶ所の発射地点は1170km離れている。弾道弾迎撃ミサイルは、700km飛翔した中距離弾道ミサイルに、高度250kmの地点で命中した。試験では、中距離弾道ミサイル「DF-16」と弾道弾迎撃ミサイル「SC-19」が使われたとみられる。
@2年前の話ですが、成功した実験はちょろちょろ出してきます。
我が国も、日米の共同開発によって地上発射型も含めSM-3ブロックⅡA ⅡBの開発が急がれます。マッハ10近いスピードで飛んでくる飛翔体を100%迎撃してこその迎撃ミサイルです。
時間設定なく不意打ちでの実験です。
2011年10月5日、ハワイのカウアイ島でTHAAD弾道ミサイル防衛システムが、2連続発射された弾道ミサイル標的を同時に撃破する実験に成功している。