春なのに

2010-03-09 00:00:59 | 市民A
卒業生の中に、3人の天皇と4人の総理大臣を含むブルジョアジーの館とも言える小学校がある。その総理4人とは誰なのかは、本文最後に記載する。意外というか意外でないというか。

昨秋に迎賓館の前庭(中庭ではない)の公開があった折に、迎賓館から青山の銀杏祭り会場へ散歩中に、その小学校の正門前を歩いた。ちょうど文化祭の時期であったが、外部の人間の入門は固くお断りの立て看板があった。理由はインフルエンザとされていた。


例の不登校児童の話だが、一見謎である。

某男子児童が某女子児童をいじめるということが、実際にあったのかどうか、というのが第一点。

その場合、普通ならば、親が学校側に事情説明と事態正常化について申し入れを行う。

そして、学校は事実確認を行い、事実であれば、某男子児童に対して指導・改善行為を行い、事実でなければ、女子児童の親に「いじめの事実はない」と通告する。

その結果、親があきらめるか、ジャーナリズムに訴えるなどの大騒ぎを始める。「隠蔽なのか過剰反応なのか教師の無関心なのか」そんなところだ。

しかし、中には、第一段階を飛ばしていきなり大騒ぎを始める親もいて、「モンスターペアレント」とか呼ばれる場合もある。

違和感の第二点目は、今回の宮内庁の対応。宮内庁がいきなり不登校を公表し、「学校のせいだ」と言っているように聞こえる。まあ、両親が学校に乗り込むわけにはいかないのだろうが、何らかの代理人が学校に事前に調査の申し入れとか行っていたのだろうか。

何か、ジャーナリズムの上に乗っかって、宮内庁も小学校側も自らの正当性を訴えているように感じてしまう。もっとも宮内庁はれっきとした役人であるのだから、役人が民間企業に対するやり方そのものといえば、実に当たっている。

「おたくの会社の某役員は、言うことが厳しいねえ。そろそろ、子会社の社長にでも送り出して、霞ヶ関から見えないところに追い出してもらいたいねえ」といったところだ。

「おたくの学校のA君だが、・・・」

もしかして、不登校の事実がリークされそうになって、あわてて自己防衛的に作文したのかもしれない。


では疑惑の第一に戻って、「校内暴力」について。

単に、入学時のフィルターが破れていて、悪ガキを入れてしまったのか。あるいは、女児がやや女王さまになっていたのか。実際に彼女が学校で、「○子ちゃん」と呼ばれているのか、「○子さま」と一人だけ「さま付け」で呼ばれているのかよくわからないが、もともと特別扱いされない下々の平民の生活を知るために、市井の学校に行っているのだろうから、こういうことも想定内ではないだろうか。

あるいは、既に学習院の定員をブルジョアジーだけで埋めようとしても、無理になっているのではないだろうか。歴史的使命は終わりつつあるということだろうか。


この小学校の卒業生の中で
天皇になられた方々:Taisho、Showa、Heisei
首相になられた方々:Konoe、Tojo、Aso、Y.Hatoyama


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