少年犯罪率ナンバー5

2013-09-03 00:00:45 | 市民A
倉敷(岡山県)の駅の近くに仮寓を借りているのだが、それなりの都市なのだが、駅の近くの繁華街では夜になると、酔っぱらった未成年者があちこちに集団を作っていたり、どうみても三流都市だ。交番の前でゲロゲロしたりして、まったく警察のことなんか意中にないようだ。しかも、目付きも、どうも筋っぽい感じも漂う男女も多いし、大阪より怖い感じもする。

県庁所在地のある岡山市でも駅前で暴走族が集結したりすることがあるようで、高校生の採用シーズンが直前に迫ったきょうこの頃って感じで、慌ててデータ調査をすると、やはり少年犯罪率は県別ランキングでベスト5(いや、ワースト5というべきかな)に入っている。高知、福岡、京都、兵庫、岡山。西高東低。1万人あたり194人の未成年者(15~19歳)が検挙されている。ただし、検挙率は県別に違うので警察データを若干修正しなければいけないのだろうけど。

で、犯罪関係の統計を見ていると、大人も加えた刑法犯では11位、窃盗犯では22位、重要犯では27位、性犯罪では22位なのに対し、振り込め詐欺3位、万引き犯5位ということ。つまり、少年犯罪と、振り込め詐欺と、万引きに特化した県ということができる。ケチなのが多いわけだ。

ところで、調べていくと、少年犯の比率と最も関連性が高いのは、校内暴力ということだそうで、それは当然だろうが、意外な数字と相関があるらしい。それは高校野球甲子園勝数だそうだ。

で、その話を色々な人に聞いてみたのだが、「高校野球の雰囲気が暴力的」というような意味不明の意見もあったのだが、簡単にいえば、「野球部は犯罪の温床」と言ってしまってもいいのではないか、と思うわけだ。(たぶん柔道部もそうだろうけど)

甲子園を目指すほどの学校なら、監督を外部招へいしているだろうし、その監督のミッションは、単に「甲子園」であり、「少年たちの健全な教育」ではないのは自明なのだろう。話題になったように相手チームのサインを盗んだり、もともと盗塁とかスクイズとかの作戦だって犯罪っぽい。

では、なぜ「優秀な教師≠優秀な監督」となるのか考えてみると、もともと優秀な監督になるためには、それなりにたゆまない努力が必要だったのだろうが、もとより一流を狙ったり、たゆまぬ努力などを考える人間は教師を目指さないのだろうと思う。

さらに、高校野球自体が、プロ野球選手養成所と化していて、そのプロ野球を牛耳ってきたのが、ある球団というかあるジャーナリストであるということまで思い浮かべると、だんだん暗い気持ちになっていくのである。

で、もうすぐ当社でも高校生の採用面接なのだが、運動部じゃなく、書道部とか来ないかな、とか密かに思っている。達筆社員が定年退職するので、各種贈答用品の熨斗紙を、今後、自分で書くのは嫌だから(筆跡鑑定で動かぬ証拠となりそうだし)。ただ、最近は筆で書かずに体で書くようなのもあるらしく、書道部も運動部系になっているのかもしれないが。


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