ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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ウルトラマンG 第2話「凍てついた龍(the hibernator)」

2020-09-24 07:49:22 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンG 第2話「凍てついた龍(the hibernator)」

 原題の意味を検索したら「冬眠動物」って出てきたんですけど、それを「凍てついた龍」って訳すんだなぁ…と。翻訳って難しそうだと感じた第2話は、古代怪獣ギガザウルスを巡る物語。

 第1話ではジーンの前にしか姿を見せなかったジャックですが、今回はアーサー隊長たちの前にも姿を現し、ゴーデスとその細胞について様々な情報提供をしてくれました。が、UMAの基地内ではウルトラマン共々ジャックもあまり信用されていない模様。
 考えてみれば「どうやって火星から帰ってきたか分からない」「何故かゴーデス細胞についてめっちゃ詳しい」「態度があまりよろしくない」となると、おいそれと信用するに値する人物とは言えないというか、疑って当然という気もしますね。

 そんなジャックがグレートに愚痴をこぼす一幕も描かれていました。
 グレートの「我々には使命がある」に対して「それは君の使命だろ」と返したり、「戦う前に人間でいたい」というジャックに対し「いつもは人間だろ」と返すグレート…今でこそウルトラマンと会話することはよくあることですが、まだ平成ウルトラシリーズが始まっていない当時は珍しい光景だったのかなーと。帰マンで会話シーンはあった気がしますが、そこまで多くは無かったような。
 会話の最後でジャックは人間よりもギガザウルスを身近に感じる時があると発言。冬眠から覚めたら一人ぼっちで、しかも自分にとっては暮らしにくい環境になっていたギガザウルスと、なかなか自分の言うことを聞き入れてもらえず結果的に一人になってしまったジャック。言われてみれば似ていますね。そんなジャックの発言に「うーむ」といった感じで唸るグレートを見て、「いつもは人間だろ」の言葉と併せて、想っていたよりも人間との距離が近いウルトラマンだと感じました。

 今回蘇った古代怪獣ギガザウルス。前述したとおりの状況であるため、どこか可哀想にも思えます。日中は暑さに耐え切れず口から冷凍ガスをまき散らしながら歩き、気温が下がる夜になったら落ち着く様を見ていると、ゴーデス細胞に操られて破壊活動をしているというよりは、ただただ必死に生きようとしているように感じました。
 最後は凍らせてどこかに運んで終わり!かなーと思っていたら、グレートの手によって消滅させられることに。仮に氷漬けにしてもいつまた人間に発見されるとも限らず、蘇った時にギガザウルスにとって心地いい世界であるとも限らない。そう考えるとグレートの判断は優しさ故からなのかなとも感じましたが、現在放送中の「ウルトラマンZ」だったらギガザウルスを倒しても良いのかどうか、ハルキは迷っていたんだろうなと。


 ともあれジャックはUMAに力を貸すこととなりましたが、隊員全員からの信用は得られていない模様。前途多難なところで、また次回。
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アイドルマスターシンデレラガールズ劇場 Extra Stage 第19話「あれは…憧れです」

2020-09-23 07:29:16 | 2020年アニメ
アイドルマスターシンデレラガールズ劇場 Extra Stage 第19話「あれは…憧れです」

 11話「アイドルお財布事情」の久川颯回から2カ月ほど経ち、19話は双子の姉・久川凪回。

 2人が街を歩いている時に見かけた、フレデリカの看板。珍しく凪も「あのセンス、正直憧れです」と呟いたのを見て、凪がアイドルになっておしゃれに目覚めたことを自分の事のように喜ぶ颯がめちゃくちゃ可愛いのですが、残念ながら凪の見ている先は微妙に違っていて…

 フレデリカといえば、凪と颯の初登場イベントにおいても先輩アイドルとして登場。コミュでは事務所を案内してくれる愉快なフレちゃんの一面も見せつつ、アイドル・フレデリカとしての仕事もきっちりこなし、更に凪の独特なセンスにも間髪入れずに返答してみせるというシーンもありました。ほんの1年半前のことなのに、何故こんなにも懐かしさを覚えてしまうのでしょう…

 凪は相変わらずの着眼点でしたが、そんなにポエムが聴きたいのであれば、アニメの346プロのシンデレラプロジェクトに行くと良いよ。ライブ前には専務とプロデューサーの白熱するポエムバトルが見られるぞ!(笑。今思い出すと、詩的すぎますよね、あの2人の会話…それも面白かったんですけども。

 そんなこんなでまた次回。
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仮面ライダー剣 第25話

2020-09-22 07:29:32 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー剣 第25話

 私が知ってるスリップストリームと違う…な第25話は、橘さん&剣崎の先輩後輩コンビの活躍と虎太郎の決意の行方が描かれることに。珍しく睦月が出てきません。

 まずは剣崎と橘さんですが、完成させたばかりのブラックファングをウルフアンデッドに奪われたばかりか、恐らく昨晩共にブラックファング完成を夢見た仲間たちと戦う羽目に。明言はされていませんが、状況的にそういうことなのかなと。ここで躊躇わず倒せるあたり、戦う覚悟が出来ているのが伺えます。
 奪ったブラックファングでウルフアンデッドはパワーアップ!走行中には緑色の波動を出して剣崎たちを寄せ付けない!といった具合の活躍を見せていたわけですが、最終的に向かった先はサーキット。走行中のレーサーたちを襲って配下にするつもりか!?と思いきや…まさか追い越すだけで終わるとは思わなかったんだ(汗。しかもレーサーの皆さん、緑色の波動を喰らっても多少ぐらつくぐらいで転倒しませんでしたし、加えて先頭を走っていたレーサーはウルフアンデッドの真後ろに陣取ることでスリップストリームを発動!緑色の波動の影響を受けなくなりました!

 ……うん?あの、スリップストリームって、私の認識だと「前方車両の後ろについて空気抵抗を減らして加速する」的なの技術だと思っていたんですけど、何故に緑色の波動を避けられるので?「車両の真後ろには波動が発生しない」とかじゃなくて「スリップストリームがバリアのような役割も果たした」という感じになっていたような…うん、まぁ、結果的にスリップストリームで解決してるから、いいか!(汗。

 という一幕があったものの、話自体は至ってシリアス。
 橘さんはウルフアンデッドの正体にいち早く気づき剣崎の危機を救う様がカッコよかったですし、BOARD時代を思い出しつつもブラックファングとの決着をつける様もまた素敵。何よりも「BOARDはもう無い。だが剣崎。仲間ならいる。俺たちが理想を忘れなければ、良いんだ」「全ての人類を、守るために!」からのバイクに乗りながら変身!がめちゃくちゃカッコよかったですね。本当、ネタ的な面白さもありつつ、こういうカッコいいところもあるから「仮面ライダー剣」って人気なんだろうなとつくづく感じます。
 トドメのダブルライダーキックからの、名残惜しそうにブラックファングを見つめる様もまた印象的でした。

 また、回想シーンでは久々の烏丸所長の口から「発見されたライダーシステム」なる言葉が飛び出していました。てっきりライダーシステムは烏丸所長たちが作り上げたものだと思っていましたが、「発見された」ってどういうことなんですかね…

 
 一方で虎太郎は気絶したオーキッドアンデッド(人間体)を発見。どうするか判断を迷った挙句、何と以前自分を襲った相手であるにも関わらず車中に保護していました。ここら辺、以前始と対立していたにも関わらず彼を助けた剣崎を彷彿とさせますね。

 助けた理由は虎太郎自身にも分からない。彼女がアンデッドだということも理解している。「でも自分でもどうしようもなかったんだよ!」とのこと。オーキッドアンデッドもそんな虎太郎に興味を抱いたのか、寝こみを襲おうとはしていたものの起きた時にはその手を引っ込めたり、後に始が現われた際には虎太郎を気絶させるに留めたりと、どこか情が移っていたようにも思えます。
 生き残りを賭けて戦うアンデッドたち。オーキッドアンデッドは他者を利用することでライバルを減らしていこうと企んでいましたし、利用されたアンデッドたちも味方というわけではない。言うなれば周り全てが敵であるという状況において、虎太郎のように「何の見返りも無いのに他者を助ける」「敵であるはずのアンデッドに対して『信じたい』という」人物は新鮮に映ったことでしょう。
 確かに彼女も人を襲ったアンデッドですが、時間をかければ、もしかしたら虎太郎の「信じたい」という思いが届いたのかな…と切なくなる一幕でした。虎太郎を気絶させたのは、せめて自分の最期を彼に見せまいとする優しさだったのかもしれませんね。

 やたらと色っぽいカードさばきでオーキッドアンデッドを封印した始に対し「わかってる。バカさ、僕は。でも…でも信じたかったんだ!君のせいだ」「そうすれば、君のことも信じられると思った。アンデッドだけど…姉さんや天音ちゃんを守ってくれる、良い奴だって。だけど、やっぱり君は…好きになれない」と告げた虎太郎。
 
 始がもっと悪い奴ならば、虎太郎がオーキッドアンデッドを信じることも無かったでしょう。けれども、始のように人を守るアンデッドもいると知ってしまった以上、オーキッドアンデッドのことも信じたかった。変わってくれると信じたかった。しかしその道はよりにもよって始によって閉ざされてしまうことになった。
 始にしてみれば、虎太郎から制止を求められた時点で彼の意図を理解しろというのも難しい話ですし、その思いは今の始には理解しがたい行為。虎太郎の、やや一方的すぎる文句のようにも思えますが、それは始を信じたかった、好きになりたかったという思いの表れでもありますから、何とも難しい感情ですね…
 ただ「嫌いだ」じゃなくて「好きになれない」と言っているあたり、まだ望みはあるように思えます。好きにも嫌いになりきれない、どっちつかずの状況なんだろうなと。


 次回は状況を静観してきたエレファントアンデッドとの戦い。遂に登場ブレイド・ジャックフォーム!平成二期なら15話ぐらいで登場してそうですね。
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1996↔2002↔2007

2020-09-21 08:06:18 | アニメ・ゲーム
 先日発売された「スーパーマリオ3Dコレクション」買いました!早速「スーパーマリオ64」からプレイします!

 …おぅ…

 …早速「スーパーマリオサンシャイン」をプレイします!…おぉう…

 …早速「スーパーマリオギャラクシー」をプレイします!…うん、これなら、まぁ…


 というわけで、現在サンシャインとギャラクシーを交互にプレイしている感じです(汗。
 最初は64から順番にやろうと思っていたのですが、どうにもカメラに慣れず、若干の3D酔いっぽい感じになったのでお休み中。
 サンシャインは比較的マシでしたが、難易度が思っていたよりも高めに感じたので、なかなか進まず。
 ギャラクシーは他2作とは異なる操作方法を要求されるところに苦戦してはいますが、他2作よりかは進めやすいかなと。

 しかし3Dゲームやカメラ操作には慣れたつもりでしたが、まさか今になって苦戦するとは…ともあれ、ちまちまと進めていこうかと…え?何?スーパードンキーコング2配信?…1以上にボーナスステージ制覇が難しいアレか…あっちも頑張ろう…
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魔進戦隊キラメイジャー 第24話「バンドしちゃうぞ!」

2020-09-20 10:00:26 | 魔進戦隊キラメイジャー
魔進戦隊キラメイジャー 第24話「バンドしちゃうぞ!」

 工藤美桜さん演じる小夜が結成したお医者さんたちのバンド名が「医志團」…工藤さんは仮面ライダーゴーストにも出演…ゴーストの主題歌を歌っていたのは「氣志團」…つまり、そういうことで?「低音弁護士」が「ビンゴ!」と叫ぶのはゼロワンでしょうか…?

 ともあれ今回はバンドしちゃうぞ!ということで、微妙にツンデレ入ってる気がする幸也くんのために、充瑠たちは怪我をしたバンドメンバーの代わりを務めることに。充瑠も文化祭でバンドをやることになったそうで、そちらの話もぜひやってもらいたいですね。具体的には瑞希と充瑠の文化祭デートとか、そういった感じで(笑。
 「音楽の醍醐味は楽しむことよ!楽しみましょう!」と言っていた小夜ですが、充瑠たちの実力は楽しむ以前の問題だということで、鬼教官と化す小夜。てっきりこの調子がしばらく続くかと思いましたが、場面がスピーカー邪面と幸也に切り替わった後は、無事完成していつもの小夜に戻っていました。しかし朝になるまで演奏していたとか、よほど長いこと続けたみたいですね…
 この時は役に立っていなかった宝路でしたが、後々「ローディ」としての役割をしっかり果たすあたり、上手い構成になっていたと思います。

 今回の敵は音を数千倍に増幅するスピーカー邪面。初戦ではアンテナを切ることであまりにうるさかったためか、時雨も必殺技を叫ぶ際に割とやけくそ気味だったような(笑。また、音楽系の邪面師は人間に憑依したりできることも判明。
 スピーカー邪面は幸也の闇を吸い取って、アンテナも強化されたうえに、終始ノリノリだったガルザ様のジャメサウンドも相まって更に強力に。しかし「自分で楽しもうとしないと、楽しくならない」という小夜の説得や、アンテナを上手いこと利用しての作戦により無事撃破。幸也を無理やり闇から連れ出すのではなく、彼が自分から飛び出してくるのが良かったです。
 
 巨大戦ではザビューンマグナムやザビューンビッグウェーブランサーを初披露。ロボの一部にもなり、武器にもなって、呪いの解除もお手の物…ザビューン頼もしすぎでは。

 マッハが相変わらずマッハだったところで、また次回。次回はボクっ娘巫女さん登場!既に可愛い。

 あと、何でもかんでも「○○ネタだ!」と関連付けるのはどうかと思いますが、「俺の音を聴け!」はCV中村悠一さんで、マクロス繋がりだったりするのかなぁ…にしてもこのガルザ様、ノリノリである。

 そしてジュークボックスを知らない充瑠…まぁ、見かけないですからね…私もボウリング場でチラッと見かけたぐらいでしたし…
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仮面ライダーセイバー 第3話「父であり、剣士。」

2020-09-20 09:30:00 | 仮面ライダーセイバー
仮面ライダーセイバー 第3話「父であり、剣士。」

 今回は新たな登場人物が4人。1人はソードオブロゴスのメンバーである富加宮賢人。飛羽真の昔からの友人らしく、幼い頃は本の世界に入り込んで遊んだようですが、飛羽真が忘れているもう1人のことも覚えている模様。この3人がOPで木の下で本を読んでいる3人かな?
 賢人はカリバーと何らかの関係がある様子。賢人の父親がカリバーで、賢人はその責任を感じているのでしょうか。

 続いて土豪剣激土を携えるイクメンライダー・尾上亮。仮面ライダーバスターとして戦いながら、息子・そらを育てながら戦っている豪快な戦士のようで。土豪剣激土は劇中でもかなり巨大な剣ですが、玩具も相当に大きいようで、ちょっと欲しくなっています(苦笑。
 そらは父の戦いに着いて行ったり、ノーザンベースの存在を知っていたりとある程度の事情は把握している様子でしたが、ライドブックを開くことの危険性までは教わっていなかった模様。また、本の面白さについても知らないと。

 あとは大秦寺哲雄。公式サイトによれば聖剣とワンダーライドブックのメンテナンス担当とのこと。どことなーくジオウのウォズっぽさを感じる人物ですが、彼については今後の活躍に期待ですね。


 本編ではハンザキメギドが街にばらまいた本を開いてしまったことで、そらは異世界に連れ込まれることに。飛羽真はそらに本の面白さを教えるという約束を果たすべくそらの救助に名乗りを上げますが、対する亮は飛羽真を変な小説家扱いし、彼に失望していました。
 確かに亮の事情を聴くや否や創作意欲を燃やすのは変な小説家かもしれませんが、仮面ライダーセイバーとしての実力を見ていないのに勝手にガッカリするのは早すぎない…?先代を知っているからこそ、そのギャップに失望したのかもしれませんが、ちょっと判断が早すぎるかなと。

 戦闘ではブレイブドラゴン×ピーターファンタジスタが披露されたものの、前回と打って変わって飛羽真の使い方はイマイチ。しかしピーターファンタジスタはライオン戦記と相性が良いとのことで、今後は倫太郎による使用が主になるのかな。同じ色のライドブックだと相性が良いとか、そんな感じで?
 あとはバスターの豪快な戦いが披露されましたが、亮の口上にはもっと迫力を持たせても良いくらいかなーと感じました。剣を大地に突き立てて、大地が震えるとか、そんな感じで。

 ハンザキメギドを倒したものの、人々は戻らない。アリメギドのように群れを成すメギドなのかもしれませんね。


 アヴァロンという謎の単語も出てきたところで、また次回。しかしこう、イマイチ、こう…
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ヒーリングっど♡プリキュア 第25話「勇気を出して!とらわれのペギタン」

2020-09-20 09:00:47 | ヒーリングっど♡プリキュア
ヒーリングっど♡プリキュア 第25話「勇気を出して!とらわれのペギタン」

 いつものアバンとは異なり、物々しい雰囲気で始まったヒープリ25話。思わず番組表を確認して「今日ヒープリやるよね?」と確認してしまいました。

 実際はホラー映画だったわけですが、楽しんでいたちゆの一方でペギタンは絶叫。「犬のCGがイマイチ」「大きな音で驚かそうとしている」は「犬怖い」「大きな音怖い」と翻訳できますね(笑。ちゆもそう感じたのか、そんなペギタンを「かわいい」と評していました。
 「かわいい」じゃなくて「カッコいい」と思われたいペギタンは思わず飛び出していったわけですが、偶然通りがかった少女りりにお持ち帰りされてしまう羽目に。この展開、魔法少女の大先輩でも見たような…あちらはさくらとケロちゃんが喧嘩した結果でしたが…

 途中まではペギタンが色々やらかすギャグ回かなと思っていましたが、実際には転校したばかりで友達を作る勇気を出せないりりと、りりが新しい学校に慣れたかどうかすら聞く時間をもてない母親、そしてりりを放っておけないペギタンの優しさと勇気が描かれた真面目な話になりました。とても最初のアメコミ風の描写からは想像できませんが(笑。
 「愛情弁当にハートをヒーリングされてる場合じゃないペエ!」とりりの優しさに包まれていたペギタンでしたが、パートナーがちゆであること、そして自分の使命は忘れておらず、勇気を出して自分を救ってくれたりりに励まされ、自身も勇気を出して治癒の元へと戻ることに。そこからのフォンテーヌ単独変身、久々の単独技披露は良い流れでした。
 
 最後はりりに新しい友達が出来たところで締め。出来ることなら母親とのやり取りも描いて欲しかったですが、それでも良い話に仕上がっていたなと。

 そういえば、りり家でドーベルマンを多数飼っていたのは、母親が一人でいる時間が多いりりを心配してのことでしょう。加えてりりが使っていた包丁は普通の包丁とはどこか色味が違っていたため、子供用包丁のようにも思えます。りりに家事を任せてしまう母親の、精いっぱいの出来ることだったのかなと。

 次回はアスミのラテ日記。のどかたちはアスミに内緒のサプライズパーティーを計画中…とか?
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ウルトラマンZ 第13話「メダルいただきます!」

2020-09-19 10:43:34 | ウルトラマンZ
ウルトラマンZ 第13話「メダルいただきます!」

 やっぱり怪獣たちにとってベータスマッシュは「赤いアイツ」扱いなんですね…手元の本によるとカネゴンと赤いアイツは戦ったことがあるそうで、そりゃトラウマだわな…最初は「赤いアイツでもカネゴンとは戦わないだろ」と思って見落としてました。

 さて第13話は総集編っぽい感じもしつつ、ハルキの悩みをゼットさんも共有するという重要な回となりました。
 当直のハルキの前に、どこからともなく突然現れたコイン怪獣カネゴン。CVは福圓美里さん。「かいじゅうステップワンダバダ」という作品でもカネゴンを演じられており、ちょっととぼけた感じの子供っぽい雰囲気の声は素晴らしかったです。これでいて、キュアハッピーのような可愛かったりカッコいい声も出せるんだから凄いよなぁ…


 カネゴンはコインと間違えてメダルを飲み込んでしまい、その際にハルキとゼットさんの戦いの記憶をコインを通して感じ取り、その後ハルキがゼットさんの話をするたびに、メダルたちが返ってくることに。カネゴン曰く、ウルトラメダルはハルキを信頼しており、帰りたがっているとのこと。
 レッドキングの一件があったために、グルジオライデンを前にしてもトドメを刺せなかったハルキ。カネゴンが「ぼくもウルトラマンになって怪獣をどんどんやっつけたい!すごく面白そう」と話した際には、「そんな単純なことじゃないよ!」と怪獣と戦う理由、怪獣たちにも暴れてしまう理由がある、無闇に倒したいわけじゃないと心境を吐露。

 ウルトラメダルたちはハルキの迷いが間違っていることではなく、正しい迷いだと言ってくれているような気がしました。逆に、レッドキングが親子だと知って尚容赦なく攻撃するような人物であったのならば、ウルトラメダルはもちろんのことゼットさんの信頼も失っていたのかもしれません。突然目の前に現れたカネゴンに対しても優しく真摯に接し、自らの貯金を差し出したり体調を気遣ったりと優しいハルキだからこそ、ウルトラメダルたちも力を貸してくれているのでしょう。
 それを意識してかどうか分かりませんが、玩具のゼットライザーにカブラギ(セレブロ)のアクセスカードとウルトラマンのメダルをスキャンしても、変身出来ません。それは即ち、カブラギ(セレブロ)が力を貸すに相応しくない人物だからなのかなと。ウルトラメダルを単なる道具ではなく、ウルトラマンの力や思いそのものだという風な描写をしてくれたのは嬉しかったですね。
 …まぁ、TDGメダルがどうやって帰ってきたか、やや気になるところではありますが(汗。くしゃみで出てきたはずだから…

 
 ラスト、ゼットさんもハルキの悩みを理解し「一つになってるのに、分からないこともあるもんです…難しい問題です…だから、俺も考えるよ、一緒に。ウルトラマンにとっても、大事なことだと思うんです」と言ってくれました。ここ、「俺にとっても」じゃなくて「ウルトラマンにとっても」大事なことだと認識しているのが凄く良いですね。ゼットさんに限らず、ウルトラマン全員にとって重要な問題ですから。
 どんな状況においても使える簡単な解決策があるわけでもなく、時には已むを得ず怪獣を倒さざるを得ない場合だってある。でも、そこで考えるのを諦めてはいけない。先輩たちも常に向き合い続けているであろう問題にゼットさんもハルキを通して直面することとなり、それがひいては彼を3分の1人前から、2分の1、遂には1人前のウルトラマンへと成長させるきっかけになるのかもしれませんね。
 コスモスやXの世界のように、怪獣との共存共栄の地盤が出来ていないハルキたちの地球。2人がどのような答えを出すのか、とても楽しみです。

 ウルトラメダルたちが信頼してくれていること、1人ではなく2人で考えるようになったためか、お腹が鳴ってしまったことに笑うハルキに若干心の余裕が見えたところで締め…るかと思いきや、ゼットさんの予想外のツッコミが入ることに。ウルトラマンがお腹鳴ったことってあるんですかね…カラータイマーはちょいちょい鳴ってますけど、あれもエネルギー切れだと考えれば、空腹の音に近いものがあるのでは…


 主にハルキとカネゴンのやり取りでしたが、一方でヘビクラ隊長が感慨深げにキングジョーSCを見つめて「もっと頑張ってもらわないとな」と言いつつ、カブラギが持っていたウルトラメダル製造法の紙を握りつぶしたり、おめかししてどこかへ出かけるヨウコ先輩、ハルキのイメージではマッドサイエンティストと化していたものの、実際にはグルジオライデンにまつわる重要なことを話していたような気がするユカも描写されていました。
 聞き取れた範囲だとグルジオライデンが合成された怪獣で、かつメスであるとのこと。となると、今後つがいとなるグルジオなんたらが出て来る可能性もあるってことですかね…加えて生物兵器に雌雄の特性を持たせるってことは、侵略している最中に個体を増やす生物兵器ってこと…?

 ヘビクラ隊長はカブラギの企みを警戒して「もっと頑張ってもらわないとな」とストレイジの面々に向けて言っているのか、はたまたストレイジがもっと強くなるためにカブラギに「もっと頑張ってもらわないとな」とウルトラメダルなり怪獣メダルを使った破壊活動を求めているのか…前者だとは思いますが。
 にしても、カブラギ(セレブロ)は思っていた以上に出番がありませんね。いや、毎回ラストに出てきて「怪獣は倒されたが、実験データは回収できた」とか不穏なフラグ立てまくられても嫌なんですけど。前のトレギアがやり過ぎていた気もしますが、かといって出番が無ければ無いで、一体どこで何をしているのかと疑問が尽きませんし…

 ともあれ、次回は四次元怪獣ブルトン再び!で、バコさんは何故マグロネタを…今の子供に絶対伝わらないだろ…という私も予告しか見たこと無いですが(汗。
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ウルトラマン80 第24話「美しきチャレンジャー」

2020-09-18 07:56:38 | ウルトラシリーズ
ウルトラマン80 第24話「美しきチャレンジャー」

 気づけば80もそろそろ折り返し地点な第24話は、エミをライバル視する地球防衛軍の新入隊員ジュンの物語。正直この話を見るまで地球防衛軍とUGMが全くの別組織だと思ってましたが、地球防衛軍の一部門がUGMだったんですね…(汗。

 明日の城野エミを目指す女性隊員の一人、ジュンはとある理由からUGM隊員になることに躍起になっており、エミも彼女から並々ならぬ敵意を感じていました。しかし猛に言わせれば、それは敵意ではなく闘志。
 猛もUGMに入隊したての頃は、一日も早く立派な隊員になろうと奮闘していたそうですが、その頃って先生と掛け持ちしていた頃ですよね…他の隊員と違って昼は学校がある分、より一層早く先輩隊員たちに追いつけるように努力を重ねたことでしょう。あるいは、人間の体でどこまで動けるか、どこまで動ければ違和感がないか確かめていたりしたんでしょうか…そういえば、そもそも教員免許をどうやって取ったんですかね、矢的先生…真面目に学校に通っていたとすれば、劇中で描写されている以上に地球への滞在時間が長いウルトラマンだったのでは…?

 ともあれ、ジュンが人一倍奮闘しているところへ、UFOが急襲。これに際して久々のフォーメーション・ヤマトも披露されることとなりました。てっきりサラマンドラ戦だけで使われたものだと思っていたので、こうして再び使ってくれるのは嬉しいですね。メビウスの時にも記録が残るのも納得です。

 急襲してきた割にあっさり撃墜・撤退していったことを不審に思うUGM。ここで誰か一人くらい「俺たちが思っていた以上に強かったもんだから、尻尾まいて逃げ出したんですよ!」的なことを言い出してもおかしくなさそうな雰囲気でしたが、誰一人油断せずに警戒を怠らないのがUGMの良いところ。
 一方でジュンはUFOに乗っていた宇宙人リュウを介抱し、かつてイトウチーフがそうだったように、次の襲撃場所を聞き出すことで手柄を立て、UGM隊員になろうとしていました。急に襲ってきた割にあっさり改心していたので、どう見ても怪しさ抜群でしたが(汗。

 その後は案の定…な展開ではあったものの、UGM隊員になるべくキャップに直接話がしたいというジュンの思いに応えてしまうエミ、それを諫める猛、明かされたリュウの正体とジュンの覚悟などの描写は面白かったです。


 今回登場したのは変身怪獣アルゴン。この怪獣の名前も種別も覚えていたというのに、その正体についてはすっかり忘れていました。私、本当にウルトラマン画報(下巻)読んだんですかね(汗。
 割と強そうな見た目をしていましたが、今回の80はジュンが攻撃されたこともあってかいつも以上にパワフルで、ピンチのBGMが流れても殆どピンチらしいピンチもなくアルゴンを圧倒。ハンドアップ光線なる珍しいポーズの光線でフィニッシュ。カラータイマーが赤になる前に、早々に決着がつくことに。こういうところからも「80は強い」という印象が強まりますね。

 
 ラストはジュンを激励し、エミも将来の夢を語って終わりましたが…うん、ねぇ…さすがにアレは知っているというか…シリーズ初ではないにしろ、まさかなぁ…という展開だなと。
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ウルトラマンG 第1話「銀色の巨人(Sign of Life)」

2020-09-17 07:32:50 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンG 第1話「銀色の巨人(Sign of Life)」

 というわけで、先々週からYouTubeにてウルトラマンG(日本語字幕版)の公式配信がスタートしました!ウルトラマングレートといえば!幼い頃に持っていたウルトラ戦士や怪獣がたくさん掲載されていた本のセンターを飾っていたウルトラマンであり、幼心に「このウルトラマンが一番強い」のだと思っていました。恐らく「グレート」に魅かれた部分も少なからずあると思います(笑。友達とウルトラマンごっこをする時にグレートをやっていたのは何故か覚えているんですよね…

 とはいえ、本編をしっかり見た記憶はあまり無く、80やパワードのようにビデオレンタルしたかはちょっとうろ覚え。そもそもレンタルがあったかどうかも覚えていませんが、ともあれこれを機会にと思い早速第1話を視聴。

 物語は火星探査に赴いていた主人公ジャック・シンドーと同僚のスタンレーが、グレートと邪悪生命体ゴーデスの戦いに巻き込まれるところからスタート。昔読んでた本の影響もあって、グレートといえばゴーデス!もしくはコダラー!という印象があるのですが、そのゴーデスが第1話で早々にやられるというのは画報で読んで結構衝撃的だったなーと。倒してもその影響が後に及ぶ、後々復活するという要素は、どことなくウルトラマンAのヤプール人を彷彿とさせます。

 ゴーデス細胞は地球に飛来し、その影響で復活したのが双頭怪獣ブローズ。第1話に出て来る怪獣が虫のようなゴーデス、ツインテールのようなブロースというのは、当時は結構独特だったんじゃないかなーと思いましたが、考えてみればセブン第1話はクール星人、帰マン1話にはタッコングやザザーンもいましたから、そこまで独特ではないの…か?でも昔から本で読んでたってのもありますけど、妙にグレートの怪獣って印象に残るんですよね。
 
 そんなゴーデスやブローズに立ち向かうウルトラマングレートの雄姿を拝めることとなったわけですが…最強の必殺技のイメージが強かったバーニング=プラズマの威力がそんなに高くない…?(汗。ゴーデスはまだしも、ブローズにも2発放っているあたり、2発撃つのがデフォルトなんですかね…そこのところはちょっと残念でしたが、でも声はめちゃくちゃカッコいいし、見た目も幼い頃に憧れただけあってカッコいいですし、宇宙拳法でも学んでいたのかな?って感じの構えもカッコいいので、グレート自体は好きです。

 グレートと一体化したおかげで地球に戻ってこれたジャックですが、防衛軍UMAのアーサー隊長はグレートを敵扱いしていました。一方UMAの隊員たちはグレートを味方だと思ってくれているようで、隊長からの追跡命令も通信不良を言い訳にして無視していたのが印象的でした。ネクサス序盤なら追跡していたとか、あるいは攻撃していたと思います(笑。

 今後どういった怪獣たちが出て来るのかというのも一つの楽しみだと思いますが、グレートは第1話のOPからシラリーやコダラー、最終回に出て来る怪獣たちが登場しています。何なら、前述した復活後のゴーデスも出てきます。話数が少ないってのもあるんでしょうけども、これはこれでワクワクするなーと。

 第1話では仲間の元を離れて、単独行動を取るジャック。どこか謎めいた雰囲気を醸し出しつつ、そんなこんなでまた次回。
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