ウルトラマン80 第24話「裏切ったアンドロイドの星」
突如東京の上空に現れた巨大な円盤。搭乗者は自らをファンタス星人だと名乗り、地球に銀河大連邦への加入を求めてきた。
加入すればユートピアの建設が約束される。ファンタス星人が友好的な宇宙人であると知っている猛は彼らを信じる一方で、オオヤマキャップの「ユートピアは自分たちの手で作り出すもの」という言葉が胸に響いていた。そんな猛に、何者かの監視の目が光り…?
感想
円盤…UFO…UF-0…ということで?先週からYouTubeで「ウルトラマンG」の日本語吹き替え版の期間限定配信が始まっています。感想は後々書こうと思っていますが、「ウルトラマンを攻撃しようとする防衛隊はネクサスだけじゃなかったんだ…」という妙な安心感が生まれました(苦笑。
さて今回は友好宇宙人ファンタス星人が登場。ユートピアの建設を約束するという如何にも胡散臭い誘い文句でしたが、案の定…な話。
ファンタス星人の提案に対し、オオヤマキャップはユートピアを与えられるだけで良いのかと懐疑的でしたし、他の隊員たちも戦闘機を止める武器を使ったことに対して警戒心を強めていました。が、ファンタス星人のことを知っていた猛は戦闘機を制止させた武器を「平和的な武器」だとし、当初は最もファンタス星人の言葉を信じていたように見えました。ファンタス星人の知名度がどれほどのものかは分かりませんが、少なくとも光の国に伝わっているということは、それ相応の信頼と実績がある宇宙人だったんでしょうね。
地球は猛の透視能力や猛を襲ったアンドロイドの解析により事なきを得ましたが、あれが最後のファンタス星人だとは思えない…彼らの正体を知らずに協定を結んでしまったがために、被害を受けている宇宙人がいるかもしれません。加えて猛のようにファンタス星人を知る者たちは一層罠に陥りやすいでしょうから、彼らの作戦は「友好宇宙人ファンタス星人」の知名度や評判を最大限に活用している侵略方法だったなと。
にしても、こういう話を見ると必ず「ドラえもん のび太とブリキの迷宮」のナポギストラーたちを思い出します。あれが多分、私が一番最初に触れた「ロボットの反逆」かもしれません。
終盤に現れた戦闘円盤ロボフォー。ぱっと見そんなに強そうではありませんでしたが、80が光線を3発放ってようやく撃破出来るという、なかなかの防御性能を誇っていました。2発目のサクシウム光線でだいぶボロボロでしたが、そこからトドメとばかりにバックルビーム!思っていた以上にバックルビームに切り札感があるなーと。セブンのエメリウム光線とワイドショットの関係性を彷彿とさせます。
与えられるユートピアでもいいのかもしれませんが、それはつまり与えられた側が、与える側に対して逆らえなくなってしまうということにも繋がりかねません。争いも格差もなく、平和なユートピアを建設するにはどうしたらいいか。それを考えていく過程もまた重要なのでしょう。
「ようこそ地球へ!」という言葉で巨大なダークバルタンが脳裏によぎったところで、また次回。次回は「美しきチャレンジャー」。このサブタイトル好き。
突如東京の上空に現れた巨大な円盤。搭乗者は自らをファンタス星人だと名乗り、地球に銀河大連邦への加入を求めてきた。
加入すればユートピアの建設が約束される。ファンタス星人が友好的な宇宙人であると知っている猛は彼らを信じる一方で、オオヤマキャップの「ユートピアは自分たちの手で作り出すもの」という言葉が胸に響いていた。そんな猛に、何者かの監視の目が光り…?
感想
円盤…UFO…UF-0…ということで?先週からYouTubeで「ウルトラマンG」の日本語吹き替え版の期間限定配信が始まっています。感想は後々書こうと思っていますが、「ウルトラマンを攻撃しようとする防衛隊はネクサスだけじゃなかったんだ…」という妙な安心感が生まれました(苦笑。
さて今回は友好宇宙人ファンタス星人が登場。ユートピアの建設を約束するという如何にも胡散臭い誘い文句でしたが、案の定…な話。
ファンタス星人の提案に対し、オオヤマキャップはユートピアを与えられるだけで良いのかと懐疑的でしたし、他の隊員たちも戦闘機を止める武器を使ったことに対して警戒心を強めていました。が、ファンタス星人のことを知っていた猛は戦闘機を制止させた武器を「平和的な武器」だとし、当初は最もファンタス星人の言葉を信じていたように見えました。ファンタス星人の知名度がどれほどのものかは分かりませんが、少なくとも光の国に伝わっているということは、それ相応の信頼と実績がある宇宙人だったんでしょうね。
地球は猛の透視能力や猛を襲ったアンドロイドの解析により事なきを得ましたが、あれが最後のファンタス星人だとは思えない…彼らの正体を知らずに協定を結んでしまったがために、被害を受けている宇宙人がいるかもしれません。加えて猛のようにファンタス星人を知る者たちは一層罠に陥りやすいでしょうから、彼らの作戦は「友好宇宙人ファンタス星人」の知名度や評判を最大限に活用している侵略方法だったなと。
にしても、こういう話を見ると必ず「ドラえもん のび太とブリキの迷宮」のナポギストラーたちを思い出します。あれが多分、私が一番最初に触れた「ロボットの反逆」かもしれません。
終盤に現れた戦闘円盤ロボフォー。ぱっと見そんなに強そうではありませんでしたが、80が光線を3発放ってようやく撃破出来るという、なかなかの防御性能を誇っていました。2発目のサクシウム光線でだいぶボロボロでしたが、そこからトドメとばかりにバックルビーム!思っていた以上にバックルビームに切り札感があるなーと。セブンのエメリウム光線とワイドショットの関係性を彷彿とさせます。
与えられるユートピアでもいいのかもしれませんが、それはつまり与えられた側が、与える側に対して逆らえなくなってしまうということにも繋がりかねません。争いも格差もなく、平和なユートピアを建設するにはどうしたらいいか。それを考えていく過程もまた重要なのでしょう。
「ようこそ地球へ!」という言葉で巨大なダークバルタンが脳裏によぎったところで、また次回。次回は「美しきチャレンジャー」。このサブタイトル好き。