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ウルトラマン ニュージェネレーションスターズ(2024) 第21話「力を持つということ」

2024-06-29 06:02:51 | ウルトラシリーズ
ウルトラマン ニュージェネレーションスターズ(2024) 第21話「力を持つということ」

 強すぎる力は逆に牙を剥く。久々に顔を見せたイグニスに事のあらましを語ったユカは、セブンガーを強化することはセレブロがやろうとしていたことと同じなのではと不安にかられていました。
 「セレブロ」でイグニスはヤツがトリガー世界で起こした出来事を思い出し……ということで、「エピソードZ」の一部、セレブロに寄生されるハルキとゼットさん、復活のデストルドス、超巨大化するイーヴィルトリガーなどのシーンが放送されました。未見故、倒れ伏したトリガーを守るように戦う仲間たち、光に固執するあまり街に影をもたらしたイーヴィルトリガーなどは良い感じだなーと思う一方、デストルドスやイーヴィルトリガーが倒された印象を受けましたが、ダイジェストだからですよね……?

 力を合わせて解決したものの、トリガーの力も悪用されてしまった……とユカの顔は暗いまま。そこでイグニスは復讐に囚われていた過去、そのために手に入れたトリガーダークの力の暴走、復興のためのエタニティコア入手における葛藤などなどを語るのですが……
 正直トリガー本編だと、トリガーダーク含めてそこまで好きになれなかったんですよね、イグニス。「何で味方ポジションに収まっているんだろう?」という疑問がついてまわっていた気がします。過去に囚われず今を生きる、闇の力でも使い方によっては誰かを守れる、そんなことを伝えたかったキャラクターなのかなと、今更ながらにイグニスに対する理解が若干深まった気がする話でした。

 力には使い方があり、それを決める鍵は心の中にある、とはイグニスの談。どんな力もそれを持つものの心次第で善にも悪にもなり得る。ただただ力を求めるのではなく、それをどう使うか、どう使いたいかが重要になってくると。
 セブンガーの強化にしても、どんな怪獣が出てきても倒すためではなく、街を、地球を守るためという方向性だってあるでしょう。火力増強のみならず、防御面に目を向ける。そんなセブンガーが出来上がるかもしれませんね。

 というところで、次回は最終回。

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