ひびレビ

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ウルトラマンアーク 第1話「未来へ駆ける円弧(アーク)」

2024-07-06 10:55:58 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンアーク 第1話「未来へ駆ける円弧(アーク)」

 「コーヒーの無い職場が存在するとは!」あの、私もコーヒー飲まないんで、別に無くても良いかなって……


 さて始まっていました「ウルトラマンアーク」!まさか既に登場から3ヶ月経過していたとは思わなんだ。思えばゲント(ブレーザー)、カナタ(デッカー)、ケンゴ(トリガー)と、アークも含めて「変身できた理由は後々明かされる」パターンが続いていますね。

 それはそれとして、第1話はモノホーンに寄生していたウーズが仮死状態から目覚め、新たな宿主となった鎧甲殻獣シャゴンは巨大化しウーズは増殖。その最中、ユウマは何度目かのウルトラマンアークへの変身・戦闘を行う、という流れでした。
 変身後は殆ど長回し?で約3分間、シャゴンとの激闘が描写されました。あっという間のようで、とても濃密な3分間でしたね。第1話からこれとは魅せてくれるなぁ!アークが立ち上がる際にビルの窓付近を掴んだために、窓にひびが入るシーンが割とお気に入りです(笑。

 戦闘では直前スペシャルで紹介された技も使っており、中でもアークギガバリヤーが想像以上の汎用性で驚かされました。ブレーザーのスパイラルバレードも折ったり釣り竿にしたりと色々してましたが、こちらもゼットさん客演時のエース兄さんを髣髴とさせるバリヤーの横からの攻撃に加え、何とアークギガバリヤーそのものをたたきつけたうえに、更には真っ二つに折って突き刺すというやりたい放題っぷり。第1話でこれだけ頑強さを見せつけられると、後に破られた時のショックが大きくなりそうです。

 また、カラータイマーの点滅が始まった際に、アークが「ユウマ、想像力を解き放て」と語ると、アークは小首を傾げるような仕草をした後で、何か思いついたかのようにピン!と頭を真っすぐにしていました。この「どうすれば……わかった!」とでも言いたげな仕草、可愛らしいですね(笑。
 そして最後は……さすが3ヶ月、1クール分の戦闘をこなしているだけあって油断は無いようです。華麗な一閃、最高にカッコよかったですね!
 

 そんなアークの活躍の一方で、主人公であるユウマが所属する組織SKIPの活動も描写されていましたが、個人的に直前スペシャルの時から気になっていた石堂シュウが、想像以上に面白そうなキャラクターで好感触です。
 真面目で堅物、地球防衛隊の利益を優先する……そんな感じのキャラかなと思っていたら、コーヒーが無い職場に驚愕し、ユウマの危機に駆け付け、アークに感謝したうえに名付け親になり、最後にはいい笑顔と職場に欠かせないものを持って出向してくる……何なのこのおもしれー人。加えて「降ってくる瓦礫から人を助け、自分が身代わりになる」って、他のウルトラマンが見ていたら感動して同化してもおかしくない行動まで見せてくれるとは。


 ところで、冒頭でアークと戦っていたディゲロスは、異変が感知された「モノホーン」の持ち主・モノゲロスと同種の怪獣でしょう。ですが、調査の際には「K-DAY時に出現した宇宙怪獣の置き土産」としか扱われていないため、まだディゲロス戦は起こっていないものと考えられます。今回異変が感知された、仮死状態にあったはずの宇宙寄生生物ウーズが復活を果たしたのは、ディゲロスの接近を感知したことで活性化したモノホーンの影響を受けて、でしょうか?

 ユウマとアークは如何にして出会ったのか、ディゲロスとの戦いはいつ起きるのか、既に起きた後なのか。色々気になるところですが、次回はまた別の怪獣のお話。
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「ウルトラマンアーク直前スペシャル」を見て

2024-07-06 07:33:17 | ウルトラシリーズ
 「ウルトラマンアーク直前スペシャル」を見ました。

 まずはウルトラ兄弟、ゼロ、ジョーニアス、ブレーザー、ブレーザーに連なるニュージェネレーションヒーローズといったウルトラヒーローたちが紹介されましたが、ふと気になったのは「ウルトラ6兄弟」に留まらず、メビウスやヒカリも含めた「ウルトラ兄弟」も紹介されたことです。
 メビウス&ヒカリ以降、光の国出身のウルトラマンも増えましたが、ウルトラ兄弟の称号を関する者は増えていません。それこそウルティメイトフォースゼロやニュージェネレーションヒーローズ、トライスクワッドといった、ウルトラ兄弟とは別個の枠組みもありますから、今後も新たにウルトラ兄弟の名を関するヒーローは出てこないのかもなぁと。
 それにしても、いつ見てもマン兄さんの至近距離ウルトラアタック光線連発、エース兄さんの手持ちギロチンは殺意マシマシですね(笑。あと、ゼットさんの紹介が「自称ウルトラマンゼロの弟子」で笑いを誘ってくるのズルくない?

 続いて平和を守るための力として、ウルティメイトシャイニングゼロに始まり、シェパードンセイバーにオーブカリバー、ベリアロク、タイガトライブレード、グリッターブレード、ウルトラデュアルソード、デッカーシールドカリバー、チルソナイトソードといった各種剣が紹介され、「とりわけ目を引く」能力としてエックスのサイバーアーマーが個別に紹介されたほか、ブレーザーのファードランアーマーやチルソファードランサーも取り上げられました。
 ここで剣と装甲の紹介をしたのは、やはりアークも同様の装備を用いるからでしょう。この中だとチルソナイトソードならびにチルソファードランサーがシンプルながらも一番カッコよくて好きかなぁ。逆にタイガトライブレードは戦闘時はカッコいいものの、使用時はおもちゃ感が凄くて少々苦手な武器でもあります(汗。インナースペースで武器を使われると、どうしても「おもちゃのCM」に見えてしまうんですよねぇ……


 で、ここからは「ウルトラマンアーク」の概要紹介。
 怪獣災害の調査・予測や避難住民の誘導など、様々な仕事を請け負う怪獣防災科学調査所、通称「SKIP」。SKIP星元市分所の伴ヒロシ所長、夏目リン調査員、AIロボット・ユピー、地球防衛隊から出向してきた石堂シュウ、そして主人公の飛世ユウマ。
 個人的に気になったのはシュウですね。てっきりもっと堅苦しい感じの人物でSKIP内の不和の原因になってしまうのかなと思っていただけに、怪獣出現時に積極的に前に出たり、良い感じの笑顔を見せてくれていたので、あまりそういった心配はしなくても良さそうです。

 そして最後はウルトラマンアーク!変身時、ユウマをめっちゃ大事そうに抱きかかえるのは何かの伏線なんだろうか……?
 アークメガパンチ、アークメガチョップ、アークメガキックといった通常攻撃に加えて、アークテラショット、アークエクサスラッシュ、アークギガバリヤー、必殺光線のアークファイナライズ……名前に「メガ」「ギガ」「テラ」「エクサ」といった単位を表す単語に心をくすぐられてしまいました(笑。この良い意味で子供が考えた感のある技名も、幼いユウマの想像力に由来するものでしょうか?

 また、アークアイソードやキューブ、アーマーの紹介もされましたが、気になったのはアーマー装着時の描写。アーク本人がアイテムを操作していましたが、もしかして今回もブレーザー同様、インナースペース描写控えめだったりします?そうだったら嬉しいなぁ。慣れてきたとはいえ、ウルトラマンを操縦している感があるインナースペースは好きになれてはいないので。


 ともあれ、本日から放送が始まるウルトラマンアーク。第1話「未来へ駆ける円弧(アーク)」はもうすぐです!……何この最終回っぽいサブタイトル。「円」だけに、第1話と最終回のサブタイトルが似ているものになったりするのかな?「未来を掴む円弧」とか「未来を駆ける円弧」とか。
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