ひびレビ

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機動新世紀ガンダムX 第33話「どうして俺を知っている!?」

2024-07-03 07:18:19 | アニメ・ゲーム
機動新世紀ガンダムX 第33話「どうして俺を知っている!?」

 反政府組織・サテリコンに所属するパーラに救われ、DXの修理を交換条件に彼女らに協力することになったガロード。ちなみに寝起きのガロードは彼女をティファと勘違いして抱き着くものの……一体何の違いでパーラとティファを見分けたかは、黙っておきましょう(苦笑。
 寝言で呟いていたティファのことを問われたガロードは「大切にしたいって思える子」と答えていました。テクス先生の「大切に思うのと、大切にするというのは、似ているようで違う。こと女性に関してはな」がしっかりと根付いていることが感じられる言葉でしたね。

 また、ここで少し寂し気な顔を見せるパーラは印象的ではありますが、ガロードに魅かれる過程がカットされているように感じます。後述するサテリコン討伐や次回のティファ救出など、ここら辺の展開は少々駆け足気味に感じられますね。ガンダムXは全39話。今回を含めてあと7話で決着させなければならないとなると、やむを得ないのかもしれません。ですが、もう少し話数があれば、パーラがガロードに魅かれるきっかけや、サテリコンの面々との交流なども描かれていたのかなぁと。
 
 一方ニコラはティファに「宇宙に住む者たち」の姿を見せていましたが、そこには地球と何ら変わりのない光景が広がっていました。生まれや住む場所が違っているというだけで、同じ人間であることに変わりはなく。もしもそこにニュータイプが紛れ込んでいたとしても、一見しただけでは分からないでしょうね。ニュータイプとオールドタイプ、その区別に意味はあるのか……


 そして始まるサテリコン討伐。そこで、ティファからガロードに会うよう言われていたランスローさんは、ジャミルがニュータイプのために、ガロードがティファを救うためにそれぞれ戦っていることを知って衝撃を受けていました。
 「例え……例え戦争であっても、人として超えてはならない一線があると、考えます」と、ダリア作戦に対する思いを述べていたランスローさん。非人道的な武器のテストにも苦言を呈するなど、良識のある人ではありますが、その思いのままに戦うことを許される立場ではありませんでした。自分の意思ではなく、誰かの思惑のために戦わされているからこそ、自分の心に従って戦うジャミルやガロードに衝撃を受けたのでしょう。

 刻一刻と迫るダリア作戦、地球へのコロニーレーザーの照射。次回ティファ救出!希望の未来へレディゴー!……Gガンもそろそろ再開しなきゃなぁ。
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