三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

紀州鉱山の朝鮮人追悼の場への課税に抗議するつどい

2011年02月25日 | 紀州鉱山
 熊野市が、紀州鉱山で亡くなった朝鮮人を追悼する碑を建立する土地を提供しなかったため、わたしたちは、適切な空き地を探し、2009年7月に、購入しました。
 その土地に、三重県は不動産取得税を、熊野市は固定資産税を課税してきました。
 わたしたちは、納税を拒否し、課税の取消しを求める訴訟を提起することにしました。
 土地購入のさい、わたしたちは、在日朝鮮人有志から無期限無利子で200万円を借用しましたが、そのうち、おおくの方がたの寄金を得てこれまで返済できたのは85万円です。したがって、多額の弁護費用をあらたに準備するのが難しく、訴訟は、弁護士をつけず、本人訴訟のかたちでおこなうことにしました。
 昨年11月から、わたしたちは、論点を整理し、訴状と書証について検討を重ね、2011年3月14日に三重県の津地方裁判所に提訴することにしました。
 三重県が課税し強制徴集(差し押さえ)した不動産取得税は2、6300円で、熊野市が課税し督促している固定資産税は年額16、200円です。
 日本に強制連行され強制労働させられ日本で命を失った朝鮮人を追悼する場に課税する思想は、朝鮮人強制連行・強制労働を肯定する思想です。
 わたしたちが、紀州鉱山で亡くなった朝鮮人を追悼する場に対する税金を、1円でも納入することは、日本の行政機関の侵略犯罪に加担することだと思います。
 提訴前日、3月13日に津市で、紀州鉱山で亡くなった朝鮮人を追悼する場に対する課税問題を考える集会を開きます。
 みなさんの参加をおまちしています。
 提訴に同行してくださる方は、3月14日午前10時に、津市中央3番1号の津地方裁判所庁舎(A館)正面西出入口に来てください。
                                  佐藤正人

■被告は 熊野市 三重県
 紀州鉱山の朝鮮人追悼の場への課税に抗議するつどい

と き:3月13日(日)午後1時から午後4時半まで
ところ:サン・ワーク津 (津市島崎町143-6。 電話059-227-3157)
入場無料です

1、紀州鉱山の真実を明らかにする会の活動の経過
2、裁判提訴の意義
3、訴状について(三重県にたいし・熊野市にたいし)
4、紀州鉱山の鉱毒処理について
5、韓国からのあいさつ( 予定。代読)
    江原道議会、麟蹄郡長、江原道韓国文化院協議会、慶尚北道議会、太平洋戦争
   被害者補償推進協議会、民族問題研究所ほか
6、日本各地からのあいさつ
  在日本朝鮮人総聯合会三重県本部・在日本大韓民国民団三重県地方本部ほか
7、意見交換

主 催:紀州鉱山の真実を明らかにする会
     http://kisyukouzan-lj-hp.web.infoseek.co.jp 
     連絡先 竹本昇 t1950@lilac.ocn.ne.jp 電話090-8860-9961
          日置真理子 電話090-1226-4744
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