◇ 2021.03.12
武田不動尊「信玄死去1年前に制作」(YBSニュース)
甲州市の恵林寺は(2021年3月)12日、所蔵する県有形文化財で武田信玄の自身像であるとされる「武田不動尊」の制作時期と制作者が判明したと発表した。
発表によると、制作時期は1572年4月で、制作したのは京都の七条仏所の流れをくむ仏師・康住だとした。県立博物館で開催される特別展に貸し出すため、専門家による応急処置の中で仏像の頭部内側に墨書銘が確認されたことで分かったものだ。
武田不動尊は、これまで康住の実兄に当たる康清の作と伝えられていて、明確な制作時期は分かっていなかった。
同寺は今回の発見について、「仏像は信玄が亡くなる1年前に制作されたことがほぼ確実になった」としている。この武田不動尊は、来月(4月)14日から県立博物館の特別展で展示される予定だ。山梨県立博物館・
開館15周年記念 特別展「生誕500年 武田信玄の生涯」2021年3月13日(土曜)~5月10日(月曜)
開館時間 午前9時から午後5時 (入館は午後4時30分まで)
※休館日:毎週火曜日。ただし会期中の5月4日(火・祝)は開館、5月6日(木)は休館。
※一部の展示資料は会期中に展示替えを行います。(武田不動尊は後期展示)
前期:3月13日(土)~4月12日(月) 後期:4月14日(水)~5月10日(月)
入館・通常料金 一般 1000円/大学生 500円/高校生以下無料、その他博物館ページからご確認ください。
◇ 2021年03月14日
武田不動三尊像について、学術的な新発見が公式発表されました...(乾徳山 恵林寺)
*なお、『武田不動尊三尊像』は、今回の調査によってかなりの傷みが確認されたため、5月10日の展覧会終了後、本格的な修復作業に入ります。この作業は数ヶ月にわたるものと思われます。
この機会にぜひ、不動尊像に対面いただけましたらと存じます。『武田不動尊像』は、4月12日の恵林寺『快川国師・信玄公忌』までは、恵林寺の『明王殿』にいつも通りお祀りしてございます。
4月14日から5月10日までは、山梨県立博物館までお運びください(火曜日休館)
編者注・この記事の大半は引用を略しましたので、サイトから全文をご覧ください。私は甲府五山と恵林寺にはお参りしています、山梨に来て色々学んでいた頃でした。コロナ禍が一段落して溜まった仕事も落ち着いたら、素晴らしい歴史を知る為に出かけてみたいと思っています。