甲府駅の改札口を出た時に目の前にはJRが設置した観光ディスプレイがあります。
甲府市観光案内所にも気付くでしょう。そして北口方向、右を見れば広い通路があることが分かります。
南口から降りて目的地に向かう予定でいるお客様に、ちょっと宝石モニュメントを覗いてみようという気持ちになっていただく為に、何をすれば良いでしょうか。「宝石の街 甲府」だと気付いていただき、そのほとんど全ての企業、店舗が南にあることをご案内できる資料が駅構内の甲府市観光案内所にあることをお知らせするには、どうすればよいでしょう。
こういうリアルなディスプレイをどのようにアピールするかについて、私は全く素人でわかりません。でも私が初めて甲府駅に降り立って、南にある県立美術館などに行くつもりで来甲したなら、北口には目もくれずに駅を出るでしょう。
新しい甲府駅北口のバス停案内をホームページに追加しました。2010年8月17日
8月4日の竣功式典には出席させて頂いたのですが、その後南口との“通り抜け”はまだしていません。確かに、写真のような状況だと、ほとんどその存在は分かりにくいですね。改札を出た所のディスプレイはセンスも良くないし不要な気もします。
私はペデストリアンデッキが完成してから初めて甲府駅を訪れました。
工事中に見ていたのとは違った感じがしました。私はメインデッキと呼ぶことにしましたが「ペデストリアンデッキ本体」と式典広報には書かれています。
メインデッキの広さにびっくりしました。ラッシュアワー対応というより、待ち合わせ場所というような使い方が想定されているのかも知れません。
南口には無いスペースだと思います。
ここに写真は載せませんでしたが、既存駅舎とメインデッキの境で床の色が変わる部分がおそらくJRと甲府市の管理境界なのだろうと思います。
改札口周辺はJR東日本がイベントPRに使える場所ですから、甲府市がそこに割り込むことは難しいのでしょう。
唯一、甲府市観光案内所を目立たせ、集客する方策があるはずで、この事は以前から感じていることです、外観が地味過ぎて見逃されやすい。開放感に欠けていて商人塾で学んだ3秒ルールが適用されていない・・・
観光PRにメインデッキ部分の活用、そこへの誘導が今後の課題としておそらく甲府市当局でもお考えになられていると思っています。
前記事に書いた枝廣淳子さんが提起された、「さまざまなつながりを見ようとすること」 は 「つながり を 見せようとする」 という視点からも考えていくのがWeb制作に関わる一人として私の想いです。
動線から外れているためにまったく目立たないんです。。。
関わられた方々の並々ならぬ努力と熱い想いが詰まったモニュメントだけに、
極めて残念である同時に、設置場所の再考をお願いしたいと強く思っています。
2010年06月18日山梨日日新聞記事、「モニュメント製作 甲府駅北口で進む」 http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/06/18/10.html
では、現場で作業されている様子が書かれていますので移動は無理だと思います。
甲府には未だに繋がりを与えられていない素晴らしいものが沢山あると思っています。その繋がりを与えることが活性化に向けたソフト的な仕事だと感じています。
その仕事をなさっているのは「つなぐNPO」の皆さんでしょう。
http://www2a.biglobe.ne.jp/~yamaiku/
できた後の繋がりを考えずに物を作るのではなく、つながりを設計のスタートにすることは大切だと思っています。
でも、目立ちません。「おきましたよ、いいでしょこれで」と言った感じでした。
それに、夕方になると、檻の中に入れてしまうんですね。早すぎると思いました。
私はその後訪問していませんので変化は知りません。
夕方には警護体制に入るのですね。水晶モニュメントの傍にはガラスケースの中にジュエリーも多数展示されていましたが、近くには交番も無いから仕方ないでしょう。
いつか時間があったら夜間に訪問してみたいと思います。
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