この2キロ入り米袋は使い回しています。「島根県 石見銀山特栽つや姫」は昨年12月末に購入し、「佐賀県 特栽さがびより」は1月半ばに購入したものです。
甲府で降雪ありという天気予報が出ていることも考えながら、
「和穀菜汁 魁」にでかけました。
「なんかありますか?」と店長さんに意味不明な質問をして店内お米のスペースを歩き回るのが私の習わしです。「これは新種です、まだお米屋さんにしかありません」と紹介されたのが秋田県産「秋のきらめき」でした。
今回も2キロ(玄米ベース)求めて精米していただいたのが、写真の袋に入っているお米です。
秋田米のブランドといえば「あきたこまち」の名前を知っています。「秋のきらめき」もおそらくブランド戦略の一環だろうと思いました。
秋田県サイト内検索をかけたら、秋田県議会質疑応答がヒットして加藤鉱一議員の質問と秋田県知事の答弁が読めました・・・2013年2月定例会の議事録抜粋、『先般、県では「あきたこまち」並みの食味を持つ「秋のきらめき」と「つぶぞろい」の2つのオリジナル品種を発表いたしました。今後、秋田米ブランドの再構築に向け、食味向上対策や新品種の活用に、どう取り組み、秋田米の振興を図っていくのか、知事の基本的な考え方についてお聞かせをください。』
2012年12月10日農林水産委員会議事録、「秋のきらめき」と「つぶぞろい」のネーミングについて質疑応答があります。
正直言って驚きました。秋田県議会サイトの議事録公開システムは立派な「秋田ブランド」だと思います。とくに街づくりについて委員会議事録を読んでみたいです。
秋田県農業試験場で[2014年4月2日 登録]記事、○育成品種 「秋のきらめき」があります。『「秋のきらめき」は早生の早、やや長稈、穂数型で耐冷性極強、良食味の粳種です。既存の品種「でわひかり」、「たかねみのり」に比べ耐冷性、いもち耐病性ともに強く収量性も高い。玄米の外観は「でわひかり」、「たかねみのり」並に良質で、タンパク質含有率は「でわひかり」、「たかねみのり」より低い。食味は「あきたこまち」並に良好です。栽培特性、熟期からみて県内の中山間地などが普及見込み地帯となります。』
◇ 上の掲載画像のソースは、秋田県庁サイトでkirameki.pdf
東北農業研究センターで・・・
◇ 研究成果情報≫平成22年度早生で耐冷性が強く良食味の水稲新品種候補「秋田96号」の育成
◇ 研究成果情報≫平成24年度早生で良食味の水稲新品種「秋のきらめき」の採用
(自分はこちら方面も全く無知ですがリンクだけしておきます)
そして・・・
◇ 2012/11/22 ニュース記事で、秋のきらめき・つぶぞろいに名称決定、27年産デビューに向け原種生産=秋田県
◇ 秋田県北秋田地域振興局職員による地元大館市・北秋田市、上小阿仁村の紹介ブログ・・・2013/8/14 記事 「秋のきらめき~コメの花~」、新品種の「秋のきらめき」の稲の栽培場所の写真と記事がありました。
未だ見ぬ遠い国、秋田県がなんだか身近に感じられたネット情報でした。さて、これから「秋のきらめき」で夕食です。