富士山の湧水と織物の町 下吉田の歴史(ふじさんミュージアム)
江戸時代、郡内(山梨県都留郡)最大の町として発展を遂げたのが下吉田です。
縄文時代から人々が住み始めた下吉田は、数多くの場所から富士山の湧水が流れ出てくる水の町でもありました。
縄文時代までは山すそに住んでいた人々は、平安時代になるとこれらの湧水が多くある平地に集落を営むようになり、江戸時代以降は桂川から水を引くことで、現在も本市の中心部である本町通りの町並を開発していきます。
また、繭からの糸取り、染色、撚糸や織機の動力として豊富な水が欠かせない織物が盛んとなり、現在に続く織物の町「下吉田」が成立します。
本展では、下吉田に伝来してきた古文書・絵図・写真を通して、下吉田の歴史を紹介します。
会 期:
2024年2月21日(水)~ 5月27日(月) 観覧料:常設展(一般400円、小中高生200円)に含まれる
※会期中、常設展・企画展ともに富士吉田市民無料
休館日:火曜日
NHK山梨
富士山の水資源と織物の関わり紹介する展示会 富士吉田市(2024年03月15日 記事)
この展示会は富士吉田市の地場産業である織物が、富士山の豊かな水資源に支えられてきた歴史を知ってもらおうと企画されたもので、「ふじさんミュージアム」が所蔵する絵図や古文書など、34点の資料が展示されています。
(中略)
市歴史文化課の篠原武課長補佐は「富士山の水の恵みを得て町や織物産業が発展し、現在に続いていることを知ってほしい」と話していました。
この展示会は、5月27日まで開かれています。
【NHK記事を読んで「ふじさんミュージアム」を確認して企画展だと知りました。】